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キッズ(子ども)

最終更新日:2026.04.08

監修:馬場 直子先生
著者:株式会社ナチュラルサイエンス

小学生・子どもの日焼け止めおすすめの選び方!親子で使える&自分で塗れる習慣づけ

小学生・子どもの日焼け止めおすすめの選び方!親子で使える&自分で塗れる習慣づけ

この記事のポイント(まとめ)

  • 子どもの肌はまだ薄くて敏感。活動量が増える幼児〜小学生期こそ、日焼け止めで肌を守る習慣が重要です。
  • 選ぶポイントは「ウォータープルーフ(汗に強い)×ボディソープ(低刺激洗浄料)で落ちる」「低刺激・無香料」「塗り直しても塗りムラができにくい使用感」の3つ。
  • UVケア前の保湿が大切。肌状態を整えることで紫外線によるトラブルを防ぎやすくなります。
  • 「ベタつかないように少量で」はNG。正しい量をしっかり塗り、2〜3時間ごとの塗り直しがUV効果を最大化します。可能な限りの塗り直しや、塗り直しが難しい場合は朝しっかりと日焼け止めを塗ることが大切です。
  • 日焼け止め効果の強さは、シーンに合わせて選びましょう。

「小学生になったら、しっかり日焼け止めを塗らせたほうがいいのかな…」と感じているママ・パパは多いのではないでしょうか。登下校・体育・外遊び・プールの授業と、子どもが紫外線を浴びる場面は一気に増えます。でも、いざ選ぼうとすると種類が多くて迷ってしまいますよね。
この記事では、子どもの肌の特性をふまえながら、日焼け止めの選び方から塗り方、習慣化のコツまで丁寧に解説します。忙しい朝でも親子で手軽にケアできるヒントをぜひ見つけてみてください。

監修:馬場 直子先生

馬場直子先生

皮膚科専門医/小児皮膚疾患を専門に診療。乳児湿疹・アトピー・スキンケア指導に多数の実績。

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1. 小学生・子どもにも日焼け止めは必要?活動量と紫外線リスク

屋外スポーツで日焼けをする子供2

©KAWASAKI FRONTALE

■ 紫外線曝露は、小児期から思春期にかけて多いとされている

WHOや環境省のデータによると、人は18歳までに生涯で浴びる紫外線量の半分以上を浴びるとされています。

子どもの肌は大人に比べて薄く、メラニンを生成する力(紫外線への防御機能)もまだ十分でない場合があり、大人と同じ時間紫外線を浴びても、子どものほうが肌への負担が大きくなりやすいのです。

さらには、紫外線による肌ダメージは蓄積すると言われており、子どものうちに日常的に浴びた紫外線は長年にわたって肌に影響を与え続け、将来、皮膚ガンや白内障のリスクが高まる可能性があることも指摘されています。

小学生になると、体育・登下校・部活動・習い事など、屋外で過ごす時間が増加します。「外遊びで元気に真っ黒になるのが子どもらしい」という時代は終わり、今は幼い頃からの紫外線ケアが将来の健やかな肌を守るための大切な健康管理となっています。

※参考:環境省「紫外線環境保健マニュアル」・日本小児皮膚科学会「お役立ちQ&A こどもの紫外線対策について」

2. 親子で使える!子ども用日焼け止め「選び方」&「塗り方」

子ども用の日焼け止め

■ 大切にしたい選び方3つのポイント

1 ウォータープルーフ×ボディソープで落ちる

子どもは汗っかき。登下校中だけで背中はびっしょりということも珍しくありません。また、登園・登校中は、日焼け止めを塗り直すのはなかなか難しいもの。そのため、汗や水に強いウォータープルーフタイプであることは、子どもの日焼け予防にとって大切です。

一方で、高密着のウォータープルーフ製品のなかには、きちんと落とすためにはクレンジングが必要なものがあります。子どもの敏感な肌に、毎日クレンジング料を使うと、肌の負担になることもあります。

理想は「ウォータープルーフでありながら、ボディソープ(低刺激洗浄料)で落とせる」製品です。製品の落とし方の表記をよく確認することが大切です。

2 低刺激・無香料・ノンケミカル処方

子どもの肌はバリア機能(外的刺激から体を守る機能)がまだ未熟です。大人用の日焼け止めには紫外線吸収剤・香料・アルコールなどが含まれているものも多く、子どもの肌には刺激となることがあります。

  • 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル処方):肌への直接刺激が少ない傾向にある
  • 無香料・無着色:アロマ系の香料も含め、香りのないものを選ぶ
  • アレルギーテスト済み・パッチテスト済み:安全性確認済みの表記を確認

また、虫よけ成分(ディートなど)が入ったUV兼用製品は顔への使用を避けた方が無難です。登園・登校日なども使うことを考えると、添加物を最小限に絞ったシンプルな製品がおすすめです。

3 シーンで使い分けるSPF・PA値の目安

SPF・PA値が高いほど紫外線防御力は高まりますが、必要以上の高SPF・PA値のものを毎日使うと、使用感が悪かったり、洗浄の負担が増える場合があります。毎日強い製品を使い続ける必要はありません。

日常使いならSPF15〜35程度でこまめな塗り直しが基本。プールや海などで長時間紫外線に直接さらされる日は、高SPF値のウォータープルーフタイプをしっかり使い、帰宅後は製品に合わせた落とし方できれいに洗い流してください。

シーン 推奨SPF 推奨PA ポイント
日常・登下校・公園 SPF15〜35 PA++〜+++ ボディソープで落とせる低刺激タイプ
体育・屋外スポーツ SPF30〜50+ PA+++〜++++ ウォータープルーフ推奨
プール・海水浴 SPF30〜50+ PA+++〜++++ 高密着ウォータープルーフ。落とし方の確認を

※SPFとは・・・日焼けを引き起こす紫外線(UV-B)に対する防御効果の持続時間の指標
※PAとは・・・皮膚が黒くなる紫外線(UV-A)に対する防御効果の持続時間の指標
UV-Bを浴びると肌が赤くなり、UV-Aを浴びるとシミやしわができる原因になると考えられています。

子ども用の日焼け止め

参考:https://www.jcia.org/user/public/uv/prevent


■ 親子で習慣化したい正しい塗り方3つのポイント

1 UVケア前の保湿が大切

日焼け止めを塗る前に、まず保湿をすることをおすすめします。バリア機能を保湿で整えることで、肌全体の防御力が高まり、紫外線の影響も受けにくくなります。

日焼けした後の保湿ケアも重要ですが、「日焼け止めを塗る前」の保湿こそが肌を守る第一歩です。このひと手間が、肌のコンディションを大きく左右します。

2 「少し多めかな?」くらいの量でOK

「ベタつかないよう少量で」は間違い。日焼け止めの効果は、たっぷりとムラなく塗ることで初めて発揮されます。少量しか塗らないとSPF・PA値どおりの効果が出ません。「少し多めかな?」と思うくらいの量を塗るのがコツです。

顔ではクリームタイプならパール粒1〜2粒分、手に取って塗り伸ばします。首、胸元、腕や背中なども塗り忘れや塗りムラがないように塗りましょう。

3 2〜3時間ごとの塗り直しを

日焼け止めは、汗や摩擦で落ちやすいため、2〜3時間ごとの塗り直しが基本です。外遊びや習い事のときは外出前に塗り、休憩時間や活動の合間に塗り直す習慣をつけましょう。学校では塗り直しができないことも多く、夏はプールなどの授業もあるため、朝にウォータープルーフを顔・体に塗っていきましょう。

1日のなかで紫外線が最も強くなるのは午前10時〜午後2時。この時間帯の対策が特に重要です。

3. 【比較】ジェル・ミルク・クリーム・スプレー、子どもの肌に合うのはどのタイプ?

テクスチャーによって使い勝手と肌への影響が異なります。子どもの肌タイプや使用シーンに合わせて選びましょう。

タイプ 特徴 おすすめシーン 注意点
ミルク 伸びが良く、全身に使いやすい。肌の乾燥を防ぐ保湿力あり 日常・登下校・体育 ウォータープルーフ製品は落とし方の確認を
クリーム 密着力が高く、汗に強い。顔・体ともに使いやすい 屋外スポーツ・運動会 塗る量が少ないと効果が落ちるので注意
ジェル さっぱりした使用感。子どもが嫌がりにくい 日常・スポーツ全般 肌が乾燥しやすいことがある
スプレー・ミスト 手を汚さず塗り直しが簡単 外出先での塗り直し補助 均一に塗れにくいため単独使用は注意

上記の表からわかるとおり、それぞれに利点と注意点があります。特にジェルタイプは「さっぱりした使用感」が子どもに好まれやすい反面、肌の乾燥が気になることも。

毎日の登下校や公園遊びには、伸びが良くて保湿力もあるミルクタイプが使いやすいでしょう。スポーツや海などのレジャー時では、密着力の高いクリームやミルクタイプで、高SPFの製品を選んでください。

4. ベタベタ嫌いな子どももOK!「自分で塗る」習慣をつけるコツ

「日焼け止めを塗りなさい!」と言っても子どもが嫌がる…というのはよくあるお悩みですよね。習慣化には、子どもが「自分でやりたい!」と思える仕組みづくりがポイントです。

日焼け止めを子どもに塗る習慣づけ

■ 子どもが嫌がる3つの理由

  • ベタベタ・ぬるぬるする感触がイヤ
  • 白浮きしていると見た目が気になる
  • 匂いが苦手(香料・アルコールの刺激臭)

これらを解決するには、「のびが良くサラッとした使用感」「白浮きしない」「無香料」の製品を選ぶことが近道です。

■ 習慣化を助ける実践アイデア

  • 朝の歯磨き・洗顔のついでにセットにする(動線をシンプルに)
  • 鏡の前で自分で塗る練習をさせる(耳の後ろ・首筋・手の甲を忘れずに)
  • ポンプ式や使いやすい容器を選ぶ(子どもでも自分で出しやすい)
  • 「塗り終わったら公園に行こう!」と次の楽しみとセットにする
  • 学校に持参する場合は、ランドセルの決まったポケットに入れ、記名しておく

■ 登校時やプールの日の塗り方のポイント

学校では塗り直しができないことが多いため、朝にしっかり塗って登校させるのが基本です。


  • 出発の20〜30分前に塗ると肌への密着が高まる
  • 顔・首・腕・手の甲など、露出する部位を忘れずに
  • プールの授業がある日は、ウォータープルーフタイプを朝に塗る

5. 学校・プールへの持ち込みは?知っておきたいUV対策ルール

夏のプールで日焼けする子ども

■ 学校での日焼け止め使用事情

「学校のプールで日焼け止めは禁止」と思っていませんか? 実はルールは学校によって異なります。

日本小児皮膚科学会と日本臨床皮膚科医会の統一見解では、「耐水性日焼け止めを使用してもプールの水質は汚濁されないことが複数の実証実験で明らかになっている」と明記されており、使用を許可するよう学校に求めています。

文部科学省下の学校保健会も2016年以降のマニュアルで、「耐水性の日焼け止めなら使用を許可しましょう」と記載を変更しています。

学校のケース 対応方法
原則禁止(持参NG) 朝、自宅でウォータープルーフタイプを塗ってから登校させる
申し出があれば許可 担任の先生に相談。耐水性タイプであることを伝える
持参・使用OK 自分で塗れるように持参。記名必須

いずれにせよ、「学校で禁止されているなら朝に塗ってから行く」という対策で、一定の効果は期待できます。午前の授業であれば、登校前に塗るだけでも紫外線への備えになります。

■ ラッシュガードとの組み合わせも有効

肌の露出を減らすラッシュガードは、プールや海でのUV対策に効果的です。多くの学校で着用が認められるようになっており、日焼け止めと合わせることでより高い防御効果が期待できます。

6. 日焼け止めと虫よけ、どっちを先に塗るべき?

■ 併用する場合は、「日焼け止め→虫よけ」が基本

夏場は「日焼け止め」と「虫よけ」の両方が欠かせませんが、意外と迷うのが"どちらを先に塗るか"という順番です。結論からいうと、日焼け止め → 虫よけの順番で使うのがおすすめ。

理由はシンプルで、日焼け止めは肌にしっかり密着させる必要があるからです。日焼け止めは、紫外線から肌を守るために「膜」を作るようなイメージのアイテム。先にしっかり塗っておくことで、本来の効果を発揮しやすくなります。

一方、虫よけスプレーやミストは、肌の表面に広がって虫を寄せつけない役割。そのため、後から重ねても問題ありません。

●正しい使い方の流れ

外出前は、以下の順番で準備するとスムーズです。

  1. 日焼け止めをムラなく塗る
  2. 10〜15分ほどなじませる
  3. その上から虫よけを使用する

特に子どもは塗りムラが出やすいので、顔・首・耳・足の甲なども忘れずにチェックしてあげましょう。

●子どもに使うときのポイント

幼児や小学生の場合は、できるだけ負担の少ないアイテム選びも大切です。

  • 日焼け止め:石けんで落とせる低刺激タイプ
  • 虫よけ:ディート不使用や低濃度タイプなど年齢に合ったもの

また、スプレータイプの虫よけは顔に直接吹きかけず、手に取ってから塗ると安心です。

7. 外遊び後のケアも大切!日焼け後の保湿方法

■ 日焼け後のスキンケアは「冷やす→保湿」が基本

屋外で遊んだ後、子どもの肌が赤くなっていたり、熱を持っていたりすることはありませんか? 日焼けは皮膚に軽度の炎症が起きている状態です。


  • まず肌を冷やす:冷水で冷やす、または保冷剤をタオルで包んでやさしく当てる。水で絞ったタオルでもOK。
  • 水分補給を忘れずに:日焼けで体内の水分も失われます。
  • しっかり保湿:炎症が落ち着いたら、低刺激の保湿クリームやローションで水分・油分を補う。

日焼けした肌は非常に乾燥しやすい状態です。保湿を丁寧に行うことで、皮むけや色素沈着(シミ)を防ぐことにもつながります。ただし、冷やすのはあくまで応急処置です。赤みやほてりが続いたり、水ぶくれができた際は、皮膚科を受診してください。

■ 帰宅後の日焼け止めの落とし方

石鹸で落ちる表記がある日焼け止めは、ボディソープ(低刺激洗浄料)でやさしく洗い流しましょう。ボディソープをしっかり泡立てて、肌をゴシゴシこすらず、手のひらでなでるようにやさしく落とすことが大切です。

クレンジングが必要なウォータープルーフ製品は、製品の指示に従ってください。クレンジング料も、香料や着色料の入っていない低刺激タイプのものを選ぶのがおすすめです。

8. 敏感肌の子どもにおすすめの低刺激日焼け止め

今回の記事でお伝えしたように、子ども用の日焼け止めは「低刺激・無香料」、そして「シーンに合わせて製品を使い分ける」ことが大切です。

ここからは、これらのポイントをおさえたナチュラルサイエンスの製品をご紹介!赤ちゃんから大人まで使える低刺激処方で、成長中の子どもの肌にも毎日使いやすいのが特徴です。

おすすめはこちら!
サンスクリーンミルク サンスクリーンミルク サンスクリーンクリーム サンスクリーンクリーム パーフェクトサンスクリーン パーフェクトサンスクリーン
SPF・PA値 SPF33/PA+++/UV耐水性★★ SPF50+/PA++++/UV耐水性★★ SPF50+/PA++++/UV耐水性★★
おすすめシーン 登下校・登園・日常 真夏日の外出・屋外スポーツ・運動会・屋外での習い事 プール・海水浴・マリンスポーツ
特徴・ポイント ウォータープルーフ。ボディソープで落ちる。のびが良く毎日使いやすいミルクタイプ ウォータープルーフ。ボディソープで落ちる。高密着で汗に強い。長時間の屋外活動に ウォータープルーフ。クレンジング必須。海水でも落ちない強力密着
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3製品すべて無香料・低刺激処方。赤ちゃんから使える処方なので、兄弟がいるご家庭でも1本で家族みんなに使えます。

0歳〜3歳の兄弟・姉妹がいるご家庭は、赤ちゃん・乳幼児向けの日焼け止めについてもあわせてご覧ください。
【皮膚科医監修】赤ちゃんの日焼け止めはいつから?乳児から使える日焼け止めの選び方

監修:馬場 直子先生

馬場直子先生

皮膚科専門医/小児皮膚疾患を専門に診療。乳児湿疹・アトピー・スキンケア指導に多数の実績。

神奈川県立こども医療センター 皮膚科

1983年滋賀医科大学卒業。横浜市立大学皮膚科講師を経て、1994年神奈川県立こども医療センター皮膚科医長、2002年より神奈川県立こども医療センター皮膚科部長(2024年より非常勤)。横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本小児皮膚科学会運営委員・学術委員・学校保健委員、日本臨床皮膚科医会会員。

著者:株式会社ナチュラルサイエンス

生まれたての赤ちゃんから敏感肌の大人まで、家族みんなで使える低刺激スキンケア「ママ&キッズ」を製造・販売。こちらの公式コラムでは、ママやパパ、ベビー&キッズのスキンケア・美容・健康の情報をお届けしています。

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