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美容

2014.05.20

季節の変わり目の「ゆらぎ肌」は丁寧なスキンケアで対策を。

季節の変わり目の「ゆらぎ肌」は丁寧なスキンケアで対策を。

美容お役立ちコラム【季節の変わり目の「ゆらぎ肌」は丁寧なスキンケアで対策を。】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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季節の変わり目の「ゆらぎ肌」は丁寧なスキンケアで対策を。

健康な皮膚は、表皮の角質層の中で、角質細胞の水分(NMF)と細胞の周りをとり囲んでいる細胞間脂質(セラミド)などがしっかりとした層をつくりレンガやブロックを積み上げたような状態を作っています。それにより、外部からの異物の侵入を防いで刺激から肌を守るバリアの役目を果たしています。また皮膚表面には天然のクリームと言われる皮脂膜が潤いを逃がさないようにしています。

季節の変わり目の「ゆらぎ肌」にご注意!

季節の変わり目になるとは昼夜の寒暖差が激しくなり、急激に紫外線が強くなるなどの悪条件が重なるようになります。生活環境や人間関係が変わったことで、ストレスからホルモンバランスを崩す人もいて、これらの要因が複合的に重なるとバリア機能が低下し、肌トラブルを招くようになります。

このため、いつも以上に肌が敏感になってしまったり、ニキビができたりと「ゆらぎ肌」になってしまう人も多いようです。こんな時に気をつけたいスキンケアのポイントをご紹介します。

ゆらぎ肌の原因は?

季節の変わり目の不安定な肌状態「ゆらぎ肌」はこんなことが原因で起こります。
・空気の乾燥や気温の差がでる。
・紫外線量の増加や、日に当たる機会が増える。
・環境の変化によるストレス。
・花粉などによる肌刺激

急なカサカサやピリピリ感、かゆみまたはニキビなど・・・。いつもと肌の状態が違うな…と思ったら、ケアもいつも以上に丁寧に行いましょう。

洗顔はこすらずに優しく。

朝の洗顔は寝ている間に分泌された油分や顔に付着したほこりを落とすことが目的です。気温が高くなってくると、乾燥気味だった肌も、代謝が活発になり皮脂汚れもたまりやすくなります。肌のうるおい成分が流出しないよう、ぬるめのお湯で手早く洗い、泡残しがないようにすすぎましょう。顔を拭くときはゴシゴシとせずに、タオルで肌を軽く押さえるようにして、水分をとっていきます。(当たり前のことができていないことが、多いのです)

化粧水でしっかり保湿を。

洗顔後の肌は皮脂がとられ、角質にある水分も蒸発しやすい状態になっています。できるだけ早く水分を与えてあげることが大切です。洗顔後3分、入浴後5分以内に化粧水を使いましょうとも言われていますね。

その前に、手のひらで自分の肌の状態をチェックしましょう。乾燥している部分や、ベタつきが気になる部分はあるか? など。ご自分の肌を観察しましょう。少しだけ気を付けるだけで手のひらがあなたの肌の違いに気付いてくれるはずです。

それが済んだら化粧水を手にとって、しっかりたっぷり水分を与えていきます。
こんな時におススメなのが、化粧水の重ね付け(3回付け)です。

洗顔→①化粧水→(浸透タイム)→②化粧水→(浸透タイム)→③化粧水を行うだけ。浸透タイムは歯磨きや、ボディケアなどをしていれば、時間のないときでも無駄なく過ごすことができます。1回付けるごとに、手のひらでプレスすると浸透力がUPして、しっとり、もっちり肌に変わってきます。

また、化粧水はケチらずにたっぷりとつけましょう。
コットンを使うときは、化粧水がひたひたになるくらいに。決して強くこすらずに優しくふき取ります。ほてりなどが出やすい時にはパタパタとパッティングするのもよいでしょう。使用量と使い方を再チェックですね。

乳液、クリームの重ね付けを。

肌の内部にきちんと水分がないと肌機能やバリア機能が低下し、乾燥やたるみ、肌トラブルにつながります。化粧水で水分を補給したら蒸発しないよう乳液やクリームで潤いを閉じ込めてあげましょう。

化粧水がしっかり馴染んでから乳液、クリームを付けていきます。顔全体に広がったら、最後に手の平で顔を抑え、手の温度で肌によく馴染ませます。手のひらで「お顔にアイロンがけ」をするように・・・通称「手アイロン」です。

そして、乾燥している部分には重ね付けをしましょう。毎日の手のひらチェックをしていれば、重ね付けを必要な部分が自ずとわかってきます。

このようにして、不安定になりやすい「ゆらぎ肌」のスキンケアは、普段のお手入れの中で少し気をつけるだけ。こんなことは、既にできているはずですが、もう一度お手入れ方法を振り返ってみてくださいね。

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