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ベビー(赤ちゃん)

最終更新日:2026.04.03

監修:馬場 直子先生
著者:株式会社ナチュラルサイエンス

【皮膚科医監修】赤ちゃんの日焼け止めはいつから? 乳児から使える日焼け止めの選び方

【皮膚科医監修】赤ちゃんの日焼け止めはいつから? 乳児から使える日焼け止めの選び方

この記事でわかること

  • 赤ちゃんが4カ月健診を終えると外出の機会も増えます。外出やお散歩のときは、必要に応じて日焼け止めを塗りましょう。
  • 赤ちゃん用の日焼け止めは、「低刺激処方」「紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)または赤ちゃんの肌に負担が少ないもの」「お湯やベビーソープ(赤ちゃん用洗浄料)で落とせる」ベビーの肌にも使えることが確認されたものを選びましょう。
  • 乳児期から使えるくらい肌にやさしい日焼け止めだと安心です。

赤ちゃんとのお散歩やお出かけができるようになり、外出時間も長くなると、日差しや紫外線が気になってきます。赤ちゃんの肌はとてもデリケートで紫外線の影響を受けやすいもの。いつから日焼け止めを塗ってよいのか、日焼け止めの正しい選び方や塗り方、その他の紫外線対策について、皮膚科学的根拠をもとに解説していきます。

監修:馬場 直子先生

馬場直子先生

皮膚科専門医/小児皮膚疾患を専門に診療。乳児湿疹・アトピー・スキンケア指導に多数の実績。

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1. 赤ちゃんの日焼け止めは「いつから」塗るべき?

■赤ちゃんに日焼け止めを使うのは生後6カ月頃から

赤ちゃんが4カ月健診を終え、外気浴やお散歩の時間が長くなり始めたら、紫外線を浴びる環境下では必要に応じて日焼け止めを塗りましょう。ただし、低月齢児の赤ちゃんの肌はまだバリア機能が弱いため、乳児期でも使えるやさしい成分のベビー専用日焼け止めを使用することがマスト。肌にトラブルがなくきれいな状態であることを確認し、最初は一部分に塗ってかぶれたりしないか、試してみることも忘れずに。

基本的には、低月齢児は長時間の外出は避け、直射日光や紫外線を浴びないような環境や時間帯を選ぶことが大切です。できるだけ帽子や衣類、ベビーカーの幌やUVカットケープなどで直射日光を防いだり、紫外線量が多い10時から14時頃を避けて外出をするなど、日焼けをしない工夫をしましょう。

■紫外線対策は一年中必要

紫外線は一年中、肌に影響を与えます。特にUV-Aは季節を問わず降り注いでいるため、一年中ケアが必要です。特に紫外線量が多くなる4~9月はしっかりと紫外線対策を行いましょう。

※UV-A・・・肌の奥まで届き、シワやたるみの原因になる紫外線
※UV-B・・・肌表面に炎症を起こし、シミ・そばかすの原因になる紫外線

紫外線量グラフ

出典:国立研究所有害紫外線モニタリングネットワーク 2021年つくば観測データ

2. なぜUVケアが必要? 赤ちゃんの肌と紫外線の関係

■大人の肌と赤ちゃんの肌の違い

赤ちゃんの肌は大人の肌と比べて厚さが約半分しかなく、外部刺激を受けやすい状態。紫外線を吸収してメラニンを生成し、肌を守るという防御機能も未発達です。同じ時間外にいても、大人より紫外線の影響を受けやすい肌であることを理解しておきましょう。

赤ちゃんの肌 大人の肌
皮膚の厚さ 大人の約1/2 基準
バリア機能 未発達 発達している
紫外線防御(メラニン生成) 弱い 機能している
乾燥しやすさ 非常に高い 個人差あり

※個人差があります

■紫外線のお肌への影響

紫外線は、「日焼け(赤くなるサンバーンと茶色くなるサンタン」「肌バリア低下による乾燥」「免疫力の低下(ヘルペスウイルスの活性化など)」「シミ・そばかす」につながる可能性があります。そして何より紫外線による肌ダメージは蓄積すると言われています。子どものうちに日常的に浴びた紫外線は、長年にわたって肌に影響を与え続け、将来、皮膚ガンの発症を高める可能性があることなど、紫外線のさまざまなリスクがわかってきています。だからこそ、過度の紫外線暴露から将来の肌を守るという意味での予防が大切です。

大人と乳幼児の紫外線のお肌への影響

3. 失敗しない! ベビー用日焼け止めの「選び方」5つのポイント

日焼け止めを塗るお母さんと赤ちゃん

赤ちゃんへの日焼け止めを選ぶとき、「人気ランキング上位だから安心」と決めてしまうのは早計です。ここでは、赤ちゃんのデリケートな肌に適した日焼け止めの選び方のポイントを5つ、お伝えします。

1 紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)、または、紫外線吸収剤が直接肌に触れない設計のものを選ぶ

日焼け止めの成分には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。

  • 紫外線吸収剤(ケミカル):紫外線を肌で化学的に吸収してカットするタイプ。カット力が高い半面、敏感な肌には刺激になる場合がある。
  • 紫外線散乱剤(ノンケミカル):紫外線を肌の表面で物理的に反射させたり散乱させたりするタイプ。肌への負担が少ないとされている。

紫外線吸収剤は塗っても肌が白くなりにくいのですが、人によってはまれにアレルギー反応を起こすことがあります。

一方で、紫外線散乱剤は白くなりやすいもののアレルギー反応を起こすことはほとんどありません。そのため、赤ちゃんを含めて肌が敏感な方には紫外線散乱剤のほうが使いやすいと言われています。

赤ちゃん用や子ども用の日焼け止めは、多くが紫外線散乱剤のみを配合したものとなっており、「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤フリー」などの記載があります。

ノンケミカルの日焼け止めだと、粉末の紫外線散乱剤によって肌が乾燥する場合があります。ノンケミカルでも保湿成分が配合されたものか、または、紫外線吸収剤が直接肌に触れない設計になっているものがおすすめです。

2 低刺激処方のものを選ぶ

赤ちゃんの肌は刺激を受けやすいため、成分表を確認して低刺激な製品を選ぶようにしましょう。

  • アルコール(エタノール)フリー
  • 無香料
  • 無着色
  • パラベンフリー
  • 石油系界面活性剤フリー

皮膚のバリア機能が弱い赤ちゃんにとって、香料やアルコール(エタノール)は刺激になりやすい成分。アロマ・エッセンシャルオイル・香料・着色料も同様です。成分表を確認し、これらが含まれていない商品を選びましょう。

3 SPFは高すぎなくてOK

赤ちゃん用の日焼け止めは、日常使いならSPF値(日焼け止め指数)があまり高くないもの(15~35程度)で、PA(UVA遮断効果)+以上のものを選ぶようにしましょう。数値が高い=安心ではなく、SPF・PAの値が高くなるほど、日常的に使っていると赤ちゃんの肌の負担になることがあります。

※SPFとは・・・日焼けを引き起こす紫外線(UV-B)に対する防御効果の持続時間の指標
※PAとは・・・皮膚が黒くなる紫外線(UV-A)に対する防御効果の持続時間の指標

UV-Bを浴びると肌が赤くなり、UV-Aを浴びるとシミやしわができる原因になると考えられています。

4 お湯・ベビーソープ(赤ちゃん用洗浄料)で落とせるものを

日焼け止めを塗った後はきちんと落とさないと肌荒れなどの原因につながることも。そのため、「ぬるま湯で落ちる」または「ベビー用の低刺激洗浄料で落とせる」ものを選びましょう。

5 ベビーにも使えることが確認されている製品を選ぶ

大人用の日焼け止めは、赤ちゃんのデリケートな肌だと刺激を受けることがあります。低月齢児から使える、赤ちゃんから使える設計の肌にやさしいものを選びましょう。「赤ちゃん・敏感肌使用試験済」「パッチテスト実施済」などの安全性テストを実施しているかも、日焼け止め選びの目安になります。

4. 【低刺激】低月齢児から使えるおすすめ日焼け止め

失敗しない選び方5つのポイントをふまえて、「ママ&キッズ」のベビー用日焼け止めの中からおすすめの商品をご紹介します。

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ママ&キッズ UVライトベール
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日常使いにはコレ!紫外線吸収剤がうるおいシルクのカプセルに内包され直接肌に触れない独自の設計で、赤ちゃんの肌にもやさしい。うるおい成分もたっぷり入っているので乾燥や肌荒れも防ぎます。お湯できれいに落とせるのもポイント!新生児でも使えるほどの肌にやさしい成分です。

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  • 紫外線吸収剤カプセルイン
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ウォータープルーフなのに肌に負担の少ないノンケミカルUVミルク。クレンジング不要で、赤ちゃん用洗浄料だけでもきれいに落とせるのも嬉しい。長時間の外出や、外遊び・水遊びに。するする伸びて塗りやすく、白浮きもしません。

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ママ&キッズ UVライトミスト
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おでかけ時や塗り直しのサポートに、シュッとラクチンUVケア!肌だけでなく、頭皮や髪にも使える優れもの。紫外線吸収剤が肌に触れない「カプセルインUVシールド処方」で、赤ちゃんの肌にもやさしく使えます。

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5. 嫌がらない! 効果的な「塗り方」と「落とし方」

ベビー用日焼け止めを塗る赤ちゃん

十分な量をまんべんなく塗ることで紫外線から肌を守れます。特に、おでこ・鼻・頬・肩・手や足の甲は日焼けしやすいため、丁寧に塗ってあげましょう。

■ 効果的な塗り方

  • 外出15分前に塗る
    日焼け止めが肌になじむまでに時間がかかるので、外に出る15~30分前を目安に日焼け止めを塗りましょう。
  • 2〜3時間ごとに塗り直し
    汗をかいたり衣類でこすれたりすることで落ちてしまうため、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。
  • 嫌がる場合は手遊びをしながら
    赤ちゃんが嫌がる場合は、床にゴロンと寝かせた状態で手遊びや歌を歌いながら楽しい気分にさせてから、またはおもちゃを持たせて気をそらしている間に、塗るとよいでしょう。
  • 肌がかさついていたら保湿剤を塗ってから
    お散歩前などに日焼け止めを塗ろうとして、肌がかさついていたら、先に保湿剤を塗ってから日焼け止めを塗りましょう。

■ 塗る量・塗り方

  • 顔:パール粒1~2粒分くらい
    おでこ、鼻の頭、両頬、あごの5点に置いたら、円を描くように周りに広げ、ムラなくなじませます。
  • 腕・脚:たっぷりの量を点置きしてからのばす
    内側と外側の数か所に点々と日焼け止めを等間隔でのせ、手のひらで包み込むようにくるくるとのばします。

■ 落とし方のポイント

日焼け止めの成分が肌に残っていると、肌トラブルを起こしやすくなります。1日1回お風呂のときにきちんと落とすように心がけましょう。

  1. ぬるま湯(38~39℃程度)で予洗い
  2. ベビーソープ(赤ちゃん用洗浄料)のたっぷりの泡でやさしくなでるように洗い流す
  3. 水分を拭き取ってしっかり保湿

紫外線対策と保湿はセットで行いましょう。

6. 日焼け止めだけじゃない! 帽子やベビーカーのUVカバーでの対策

日焼け止めは紫外線対策の「ひとつ」であり、すべてではありません。赤ちゃんは皮膚が薄いため、物理的なUV対策との組み合わせがもっとも効果的です。

■つばの広い帽子

顔・首・耳への直射日光を防ぐのに有効です。UVカット加工が施された素材のものを選ぶとさらに安心です。

■ベビーカーの幌やUVカバー

長時間外出するときの強い味方。日差しの強い時間帯(10〜14時ごろ)はできるだけ避け、日陰を選んで移動するだけでも、紫外線ダメージを大幅に減らせます。

7. 赤ちゃんのUVケアに関するよくある質問(FAQ)

Q1

日焼け止めを塗るとビタミンDが不足しませんか?

ビタミンDを得るための日光浴は、長時間の直射日光を必要としません。直射日光を浴びるような状況でなければ、日焼け止めを塗らずに15分~30分の散歩をしたり、日陰でのお出かけでも日常生活に必要なビタミンDは確保できることが多いとされています。ビタミンD不足が心配なかたは、小児科医にご相談ください。


Q2

乳児湿疹があっても使えますか?

肌トラブルがある場合は、特にパッチテストを行うことをおすすめします。使用前に耳の下や腕の内側の一部に少量を塗り、24時間様子を見て問題がなければ使用してください。症状が悪化した場合はすぐに洗い流し、皮膚科に相談しましょう。湿疹があったり肌が乾燥している状態のところには塗らないでください。


Q3

顔と体、同じ商品を使っても大丈夫ですか?

赤ちゃん専用として設計された商品であれば、顔・体ともに使用できるものが多いです。ただし、目に入らないよう注意してください。


Q4

親子で同じ商品を使えますか?

赤ちゃん向けの低刺激設計の商品は、ママ・パパなど大人も使用できる場合がほとんどです。こちらでご紹介した「UVライトベール」などのママ&キッズ製品は、親子兼用が可能です。


Q5

毎日塗るべきですか?

晴れた日に20分以上外出するときには日焼け止めを塗ることをおすすめします。室内にいることが多い日であっても、窓際の日差しが入る環境では紫外線の影響を受けることがあります。外出の予定がある日は習慣として活用しましょう。


Q6

去年の日焼け止めを使い回してもよいですか?

温度変化の影響を受けやすいため、前年の日焼け止めの使用は推奨していません。万が一使いたい場合は、「変色していないか」「分離していないか」「異臭はしないか」をよく確認し、大人のボディのみに限定して自己責任の上ご使用ください。

監修:馬場 直子先生

馬場直子先生

皮膚科専門医/小児皮膚疾患を専門に診療。乳児湿疹・アトピー・スキンケア指導に多数の実績。

神奈川県立こども医療センター 皮膚科

1983年滋賀医科大学卒業。横浜市立大学皮膚科講師を経て、1994年神奈川県立こども医療センター皮膚科医長、2002年より神奈川県立こども医療センター皮膚科部長(2024年より非常勤)。横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本小児皮膚科学会運営委員・学術委員・学校保健委員、日本臨床皮膚科医会会員。

著者:株式会社ナチュラルサイエンス

生まれたての赤ちゃんから敏感肌の大人まで、家族みんなで使える低刺激スキンケア「ママ&キッズ」を製造・販売。こちらの公式コラムでは、ママやパパ、ベビー&キッズのスキンケア・美容・健康の情報をお届けしています。

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