ベビーミルキークリームSSについて

point01

ママのおなかで赤ちゃんを育てていた
胎脂と羊水を徹底再現

赤ちゃんの肌を守る８種の胎脂様成分
ベビーズエマルジョン^®

赤ちゃんが生まれた時に肌を覆っている「胎脂」のはたらきを再現するため、成分組成や構造を胎脂に近づけて設計。赤ちゃんの肌のうるおいを守りながら刺激や荒れを防ぎます。

赤ちゃんの肌を育む羊水に含まれる
8種のうるおいアミノ酸

羊水に含まれるアミノ酸のうち、厳選した8種類の保湿成分をバランスよく配合。うるおいで赤ちゃんの肌を育みます。

point02

乾燥している赤ちゃんの肌のために
保湿とバリアでうるぷる肌をキープ

水分を与え、抱え込むモイスチャライザー効果と、油分のバリアによって水分の蒸発を防ぐエモリエント効果の両方を兼ね備えており、1本でWの効果によりうるおいを持続させます。

point03

生まれたその日から毎日使えるよう
赤ちゃんへの安全性を確認

ママ＆キッズベビーラインは、小児皮膚科医・産科専門医のもと、生後すぐから安全にお使いいただくために様々なテストを行い安全性を確認しています。

※１ すべての方に合うというわけでありません。
※２ 特定原材料[卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ]と特定原材料に準ずるもの[大豆・ごま・牛肉・豚肉・鶏肉・さけ・さば・あわび・いか・やまいも・バナナ・りんご・もも・キウイフルーツ・カシューナッツ・アーモンド・マカダミアナッツ]計25品目が、検出範囲以下または陰性であることを確認しています。すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。

ほんのわずかな防腐剤でも
肌の負担になってしまう
超敏感肌の赤ちゃんのために、
防腐剤を一切使わない
保湿クリームを作って欲しい
という医療現場からの声により製品化

ナチュラルサイエンスの「ママ&キッズ ベビーライン」は、小児皮膚科医等の専門医の協力のもと、30年にわたり生まれたての赤ちゃんからの”肌育研究®”をおこなっています。

出生早期から1歳まで「ママ&キッズ ベビーライン」製品をママ&キッズのスキンケア方法で使用したところ、アトピー性皮膚炎は92.7%が発症せず、食物アレルギーは98.3%が発症しなかったという研究結果となり、国際論文で発表もおこなっています。

※2022年11月 「第59回日本小児アレルギー学会学術大会」 優秀賞受賞演題より。

しかしごくまれに、医療の現場では超敏感な肌で微量の防腐剤も合わない赤ちゃんがもいます。今回、長年にわたりお医者様から、「そんな赤ちゃんのために完全に防腐剤フリーのクリームを作ってほしい」というご要望をいただき、誕生したのが「ベビーミルキークリームSS」です。

手術室並みの衛生度を保つ自社工場で製造されており、空気中の菌や異物を徹底管理。防腐剤に頼らずとも品質を保てる独自の仕組みを実現しました。
スーパーセンシティブな赤ちゃんの肌にも安心して使えるよう、クリームのテクスチャや使い切り容器にも工夫を凝らしました。一回使い切りの個包装パウチで、最後まで衛生的かつ使いやすく設計されています。

こうした取り組みは、ナチュラルサイエンスが長年培ってきた皮膚の専門知識と製品開発技術があるからこそ可能になりました。

アレルギー専門医 大矢幸弘先生より

大矢幸弘 先生

名古屋市立大学大学院医学研究科環境労働衛生学特任教授

藤田医科大学ばんたね病院総合アレルギー科客員教授

国立成育医療研究センターアレルギーセンターシニアフェロー

私達日本の研究チームと英米の皮膚科の研究チームは、新生児期からスキンケアをして全身に保湿剤を塗布すると乳児期のアトピー性皮膚炎の発症を3割～5割程度抑制できるという論文を2014年に同時に発表しました。この2つの論文は世界的な関心を集め、赤ちゃんにスキンケアをしてアトピー性皮膚炎を予防しようという動きが広がりました。

しかし、私は何かひっかかるものを感じていました。防腐剤はごく少量で殺菌作用を持ち安全性も確認されているパラベンなどが使われますが、アレルギー疾患の発症リスクが高くなる可能性を示唆する論文もあり気になっていました。

そこで、10年程前から、色々な保湿剤のメーカーの方に防腐剤のない保湿剤の開発はできないものか、とお話ししてきました。

しかし、水溶性の保湿成分を配合した場合は原理的に困難であること、油脂基剤だけにしたり、保湿剤としての性能を落とせば不可能ではないこともわかってきましたが、それでは本来の目的が損なわれてしまいます。

その中で、ナチュラルサイエンスの社長さんと研究員の方が、研究用の無菌パックのようなものなら作れるけど市販化となるとハードルが高い、とお話しされたのが気になっていました。点眼薬では防腐剤への過敏症のある患者さん用に一回ごと使い切りの防腐剤フリーの製品がありましたので、やれないことはないはずですが、そもそも防腐剤過敏症の患者さんが少なすぎて、採算がとれず発売中止になってしまいました。ですから、企業としては、健康に良い製品でも赤字になるようなものは市販化できない、という事情も理解できます。それで、既存の企業では防腐剤フリーの保湿剤の市販化は無理ならベンチャー企業にでもやってもらうしかないか、なんてことを考えていました。

ところが、今回、ナチュラルサイエンスの方から、防腐剤のない保湿剤の使い切りパックを市販化することになったと聞き、嬉しい気持ちになったのはもちろんですが、驚きのほうが大きかったというのが正直なところです。点眼薬の二の舞にならないよう、製造を続けてほしいと思います。

性能の高いスキンケア製品を製造しているナチュラルサイエンス社が、保湿剤の性能を落とさず防腐剤フリー製品市販化のリスクを取ってくれたことに感謝したいと思います。

使い方

パウチ1包分を手にとり、赤ちゃんの清潔な顔・体にやさしくのばしてお使いください。
防腐剤を使用していないので、開封後は当日中に使い切ってください。