「安定期に入ったら、ウォーキングなど軽い運動を習慣にしましょう」とよく聞きます。でも、妊娠中っていろんな不安があり、何に気をつけてどのくらいウォーキングをすればいいか悩んでしまうもの。ここで妊娠中のウォーキングの基本を押さえておきましょう。
妊娠中のウォーキングには、実はいろんなメリットがあるのです♪
お産は長時間痛みに耐える持久戦。毎日のウォーキングで無理なく体を動かすことで体力・持久力がつきますし、お産の時に必要な骨盤まわりの筋肉を鍛えることにもなります。
妊娠中期以降は、つわりも終わりママの食欲がグンと上がる時期。勢いのままに食べて、健診で「体重が増えすぎ!」と怒られてしまう方は少なくありません。毎日の運動でしっかり体重管理をすることが重要です。
ウォーキングは有酸素運動で、体の血行をよくすることができます。妊婦さんに多い肩コリや腰痛、便秘、むくみの解消にも効果があります。
妊娠中は急激な体の変化や未知のお産に対して、どうしても不安がつのってしまいます。家にこもりきりだと不安が大きくなってしまいますが、外で体を動かすことで気分もスッキリします。
妊娠初期のつわり中は、体調も不安定で安静にしていることが大切です。つわりも落ち着いた16週頃が、ウォーキングを始めるのに最適な時期。ただし、切迫早産などの危険のある人は、運動はNGです。念のためお医者さんに許可をもらってから始めましょう。
妊娠中のウォーキングの目安としては30分~1時間くらいと書かれていることが良くあります。ですが、ウォーキングは必ず○○分、○㎞歩かないといけないという事はありません。妊娠周期や体調によって、いつもと同じペースでも辛いことがあります。スッキリ気持ちいいと思える範囲で行いましょう。
また、おなかが痛い、おなかが張っている、体調に違和感があるときは、無理はせずその日は中止に。途中で体調に変化が出たときもすぐに休憩し、帰りはバスを使うなどの対応をしましょう。
妊娠中はとても体調が変わりやすい時期。もしもの時のために、保険証と母子手帳、携帯電話は必ず持って行きましょう。また、水分も不足しやすいため飲み物もあるとGOODです。
妊婦さんはホルモンの影響で、とてもシミができやすくなっています。必ず日焼け止めを塗ってから出かけましょう。熱い時期は、帽子やサングラス、日傘などを身につけるのもおすすめです。
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以上に気をつけて、ウォーキングをぜひ始めてみてくださいね♪
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