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健康・ヘルスケア

2018.03.06

子育てママもストレス解消を♪ 「おひとりタイム」のすすめ

子育てママもストレス解消を♪ 「おひとりタイム」のすすめ

健康お役立ちコラム【子育てママもストレス解消を♪ 「おひとりタイム」のすすめ】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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子育てママもストレス解消を♪ 「おひとりタイム」のすすめ

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出産前は自分だけの時間を過ごせていたママも、赤ちゃんが生まれたとたんに、生活は急変! まったく自分の時間がなくなりますよね。息抜きのない生活は、心身に相当な疲れをもたらします。

そこで今回は、パパにもママにも参考にしていただきたい、初めての赤ちゃんを迎えた家族の過ごし方についてご紹介します。家族で仲良く健康的に暮らしていくためには、ママが「一人になる時間」がとても大切です。

想像以上にすごい、「一人になれない」ストレス

核家族が一般的となった今、多くのママが「一人になれない」ストレスを感じています。かつては同じ家におじいちゃんやおばあちゃんがいる家庭が多く、少しの間赤ちゃんを見てもらうこともできました。しかし、今は料理や家事の間ですら、赤ちゃんはママが一人で見ていなくてはなりません。気を抜けない日々が、昼も夜も関係なく続きます。

何一つ自分の思い通りに行動できない生活は、寝不足や授乳による身体的な負担と同じように(あるいはそれ以上に)、精神的なダメージをもたらします。ただでさえ産後はホルモンバランスの大きな変化で、心が不安定な時期。そこにのし掛かる負担は、パパの想像以上だと言えるでしょう。

「赤ちゃんがかわいいなら、耐えられるはず」は間違いです

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パパも、毎日家族のために頑張ってお仕事をしています。それだって、誰にでもできる簡単なことではありません。でもその間、ママも子育てを一人で頑張っているのです。

毎日お仕事を頑張っていて、赤ちゃんのことが大好きなパパほど、「仕事と育児は違う。赤ちゃんと一緒にいることを苦痛みたいに言わないで」なんて思ってしまいますよね。でも、赤ちゃんといること自体がつらい訳ではないのです。一人きりで初めての子育てに不安を抱えたまま、何一つ自分のペースでできないのがつらいのです。だから、「専業主婦」でも主婦業に専念すらできないし、「育児休暇」でも休まる暇もないのです。

ママは、投げ出したくなるような生活を、赤ちゃんのためというだけで頑張っています。でも、人間ですから、休みなく続けることはできません。母親になったからって、何でも赤ちゃんのためなら耐えられる訳はないのです。パパはそのことをぜひ頭に入れて、ママに休息の時間を作ってあげてください。

ぜひ、パパから「おひとりタイム」の提案を!

真面目で頑張り屋さんなママほど、「パパは毎日仕事で大変。私は家事もろくにできていないのに、そのうえ休みがほしいなんて言えない…」と思い悩んでしまいます。心身ともに疲れが溜まった中で悩む日々が続くと、「産後うつ」など心の病気にもつながりかねません。ぜひ、ここはパパから「たまには自分のために時間をつかっていいんだよ」と、提案をしてあげてください。

ママの定期的な「おひとりタイム」をつくることで、ママは「次のリフレッシュタイムまで頑張ろう!」という気持ちになります。目標ができることで心に余裕ができ、笑顔が増え、赤ちゃんやパパにもよりやさしく接することができるのです。「おひとりタイム」は単純にママのためだけではなく、家族のためにも重要だということです。

ママは、自分の休息を取るための準備を忘れずに

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小さな赤ちゃんがいる中で休息の時間をとろうとすれば、やはりそれなりに準備が必要です。次のポイントを参考に、準備をしておきましょう。

① パパに理解を求め、時間を得る努力をしましょう

パパからリフレッシュを提案してくれれば最高ですが、なかなかそううまくいかないもの。パパは、体に大きな変化や出産を経験せずに、親になります。仕事をストップするなど生活に急激な変化もないから、ママの育児の大変さが想像つかないのは、ある意味当然のことと言えるでしょう。

「言わなくてもわかるだろう」は通用しません。ママ自身も、実際に子育てを経験するまで、こんなに大変だとは思っていなかったはず。自分の時間がほしいなら、しっかりご自身の現状を伝え、一人になる時間がほしいということをパパに理解してもらいましょう。

② 外出は産後1ヶ月以降。それまでにパパとたくさん話し合って

産後1ヶ月は、ママは育児だけに専念して、体を回復させるためになるべく家の中で過ごす必要があります。おひとりタイムは、早くても産後1ヶ月を過ぎてからにしましょう。

その間に、パパとどうやって休息時間を取っていくか、話し合うことが大切です。まだ一人で赤ちゃんを見たことがないパパに、いきなり2時間も3時間も任せるのは酷なこと。一人になって何をしたくて、そのためにどのくらいの時間が必要かを伝えて、準備をしておく必要があります。

③ 授乳(ミルク)、オムツ替えの訓練を

「いざ外出!…と思ったら、赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってしまい、パパに預けられない!」なんてことはよくあること。パパはどんなに頑張っても、おっぱいをあげることはできません。哺乳瓶で赤ちゃんが飲めるようにしておくことが必要です。また、ウンチのオムツもパパが一人で替えられるようにしておきましょう。

④ 感謝は口にして伝えましょう

パパも普段は仕事で忙しいのに、ママのために時間を取ってくれています。ママが毎日頑張っているのと同じように、ママの外出中は、パパが緊張しながら赤ちゃんの面倒を一人で見てくれています。毎回、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることが大切です。

おわりに

今回は、初めて赤ちゃんとの生活を向かえたパパとママに向けて、ママの「おひとりタイム」のすすめをご紹介しました。ママは、子どもが生まれたとたんに今までと人間関係も生活も大きく変わり、心身ともに大きなストレスを感じます。ママが自分の時間をとってリフレッシュをすることは、家族が健康的に仲良く生活していくうえで、とても大切なことです。

また、ママが数時間外出できる準備を整えておくことは、ママに万が一のことがあったとき(病気や怪我で育児が難しくなったとき)に、赤ちゃんを守っていく上でも重要なことです。ぜひ、夫婦で話し合い、定期的なママのおひとりタイムをとってみてくださいね。

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