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美容

2021.04.13

春、子どももじつは悩んでいる。花粉、紫外線、寒暖差から守るスキンシップ・スキンケア。

春、子どももじつは悩んでいる。花粉、紫外線、寒暖差から守るスキンシップ・スキンケア。

(なし)

我が家の6年生の長女が叫んでいます。
「鼻かみすぎて皮がむけちゃった。外でフリスビーしていたらシミができた~!!!」

我が家の次女、幼稚園児はちょっとアトピーっ気があり。
春先はとくに、乾燥に加えて花粉も加わり、肌がかゆくて、つい手がのびてボリボリかいてしまいます。目の周りは、カサカサの赤紫に……。
「ママ、かきすぎて血が出ちゃった~」。涙涙涙…。

ママ友からこんなLINEも届きました。
「中2の娘から、ちゃんとスキンケアしたいけど何がいい? って聞かれて。どうしよう? マスクなのか、思春期のせいか、肌が不安定みたい」

一見みずみずしくぷるぷるしている子どもの肌だって、じつは春先はゆらぎやすくなっています。
小さい頃はとくに、大人に比べて肌表面の皮膚が薄く、肌のバリア機能が十分に備わっていません。そのため、しっかりと保湿をして肌にバリア膜をつくることが大切だと、幼児検診などで医師に聞いた人もいるのではないでしょうか。

小学生になると、ホルモンバランスの関係で、肌が不安定になりやすく、思春期特有のニキビが現れやすくなります。
さらに、肌のゆらぎには「睡眠不足」も影響しています。
日本の小学生は世界的にみても睡眠時間が少ないと言われています。高学年になると塾通いに忙しく、帰宅するのは22時、寝るのは0時をすぎてしまう、ということも珍しくありません。

まず、基本的なことですが、睡眠・食事・規則正しい生活を心がけるのが大前提です。これは一緒に過ごす家族全員で協力し合えるといいですね。
さらに、この時期にあわせたスキンケアを行うと、肌ゆらぎが悪化しにくくなる、というのが私の経験です。

ゆらぐ原因が連鎖する。
バリア機能の低下をV字回復する方法

春はなぜ、肌がゆらぎやすいのでしょうか?
その原因は、寒暖差にあります。冬の肌寒さが残るなか、春の暖かさも訪れて、温度と湿度の変化に肌は対応できていないのです。そのため、肌のバリア機能が低下して、ゆらぎやすく敏感に傾いてしまいます。
さらに、肌が不安定になっているのにこの時期は花粉が舞い、紫外線量が多くなり、余計に赤みやかゆみ、ひりつきなどが表面化してしまうのです。

春のゆらぎ肌対策として、効果的なスキンケア法は、3つあります。

1.洗顔をかえてみよう。
指が肌に触れないように洗おう。

美しい健やかな肌を保つには、洗うことが重要と専門家は口を揃えます。
私自身、雑誌編集者時代にニューヨークの皮膚科医を何人も取材したとき、みな同じように「きれいになるにも、敏感なときでも、クレンジングと洗い方で、肌状態は変えられる」といっていました。
また、大気汚染物質の影響が深刻化している中国などのアジア女性は、クレンジングや洗顔にいちばん情熱とお金をかけると聞きます。

ではどんなクレンジングと洗顔料を使えばいいでしょうか?
肌のバリア機能が低下しているため、クレンジングは肌にいちばんおだやかになじむと言われるミルクタイプを。ミルクは油分と水分のバランスが人間の肌と近く、その分、肌への負担が少ないのです。
洗顔料はたっぷりの泡で、顔全体を包むように、決して肌と指は触れずに、泡をころがすように、花粉や大気汚染物質のミクロの汚れを浮かすと、肌への負担をかけずに汚れをしっかりと浮かせてくれます。

お子さんと一緒にお風呂に入るときは、たっぷりの泡を頬、鼻筋、おでこにのせてあげてください。プッシュすると泡ででてくるフォーム状の洗顔料だとお子さんでも使いやすく無理なく続けられます。
困るのは、泡ででてくるのが楽しくて、次女がソフトクリーム屋さんをはじめて長湯してしまうことです。

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2.うるおいは美肌菌に注目。
美肌菌を育成してバリア機能強化

肌にはいい菌=美肌菌が存在します。けれども春先のバリア機能が低下した状態では、美肌菌は活かされません。
ここ最近は美肌菌やバリア膜を育てよう、というのがスキンケアトレンドで、そういったローションやミルクも多くリリースされています。

肌あたりがやわらかいテクスチャーのものを、手のひらでやさしくおさえるようになじませるのがポイントです。摩擦がゆらぎ肌を助長させるため、肌をこすらず、おくだけ、というのを意識しましょう。
お風呂上がりのお子さんのやわらかい両頬をお母さんの手で包み込むようになじませるとスキンシップにもなり、自律神経が整い、夜の入眠もスムーズになり、良質な睡眠時間も期待できます。

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3.UVケアはスキンケア。
歯磨きと同じように習慣に。

ミルククレンジングにおき洗顔、美肌菌育成保湿と、ここまでゆらぎ肌対策をしてきました。
最後は紫外線から守るUVケアです。
UVケアを怠っては、紫外線によってバリア膜にダメージを与えてしまい、せっかくのスキンケアも帳消しになります。

お子さんには、洗浄料でかんたんに落とせるUVケアアイテムがおすすめです。
ここ数年は、敏感肌向けや植物性などの日焼け止めやメイクアップコスメを使うという、「洗浄料オフコスメ」の人気が高まっています。

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お母さんは、エイジングや美白効果のあるUVケアアイテムを選びましょう。
日焼け止めをしながらエイジング・美白ケアができ、忙しくてもきれいな肌を目指したいですね。

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美容ジャーナリスト
鵜飼香子


profile
広告制作、集英社の美容誌MAQUIAの編集者を経て、現在は美容ジャーナリストとして活動しながら、大学院で経営学・マーケティングを学んでいる。毎月150もの新製品を試し、分析してきた経験から、女性誌やブランドサイトにて、美容法をアドバイスしたり、化粧品のアドバイザーやコンサルティングなどを行う。2児の母として、効率化とエンタメ性あるビューティを心がけている。

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