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マタニティ(妊娠中/産後)

2018.04.24

汗ばむ季節も要注意! 妊婦さんの「春の冷え対策4か条」

マタニティお役立ちコラム【汗ばむ季節も要注意! 妊婦さんの「春の冷え対策4か条」】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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汗ばむ季節も要注意! 妊婦さんの「春の冷え対策4か条」

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だんだんと暖かくなるこの季節。思いコートを脱いで、身軽にお出かけできるのが嬉しいですね♪ でも、妊婦さんは、これからの時季も「冷え」にご注意を! 妊娠中の冷えは、思わぬトラブルの原因になります。

いつも以上に暑がりになり、つい体を冷やしてしまいますが、今年の春~夏は例年以上に「うっかり冷え」に気をつけましょう!

妊娠中の「冷え」は思わぬトラブルの原因に!

「たかが冷えなのにで、おおげさな…」と思ってしまいますが、妊娠中の冷えは、いつもの冷えとはまた事情が異なります。

冷えは、体の血行不良を引き起こします。血流が悪くなるということは、ママの体に影響を及ぼすだけでなく、ママの血液から酸素や栄養をもらっている赤ちゃんにとっても、もちろんいいことではありません。

妊娠中の冷えによる症状

・おなかが張りやすくなる
・つわりがひどくなる
・腰痛や便秘になりやすくなる
・足がむくんだり、つりやすくなる
・赤ちゃんへ栄養・酸素を運ぶ血液の流れが悪くなる

妊娠中は暑がりになり、つい体を冷やしがち!

「夏の妊婦はつらい」と、聞いたことはありませんか? 実は、妊娠すると体温が上がり、いつも以上に暑がりで汗っかきになります。

先輩ママに聞いた「妊娠中の夏」の体験談

今までは、夏の旦那のエアコン設定が低すぎて、夏も毛布が手放せなかったのですが、妊娠中の去年は旦那温度じゃ物足りなかったです。逆に「寒くて寝れない!」と怒られ、毛布を奪われました(笑)(29歳・第1子妊娠中)

ゆったりしたワンピース1枚で部屋ではすごしていたけど、それでも暑くて暑くて本当に辛かったです! 上の子がいなかったら、きっと下着で過ごしていたと思います。(33歳・第2子妊娠中)

暑がりになっている分、つい薄着になってしまいますが、気づかないうちに下半身(特に足首から先)は冷えているもの。「寒い時期も終わったし~」と油断せず、しっかり意識して冷え対策をしましょう!

コレが正解◎ 妊婦さんの「春の冷え対策4か条」!

1.冷たい飲み物は避けましょう
2.湯船に入る習慣をつけましょう
3.外出時は1枚はおれるものを常備して
4.短いスカートやサンダル…足先の冷えにご注意を!

妊婦さんの冷え対策は、どれもカンタン♪ 毎日の生活を少しだけ見直して、冷えによるさまざまなトラブルを予防しましょう!

1.冷たい飲み物は避けましょう

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暑がりになった分、どうしても冷たい飲み物をゴクゴク飲みたくなってしまいます。でも、冷たい飲み物は体を急に冷やしてしまいます。

また、冷たいものを飲むと、胃を温めようと血液が集中します。全身にまわるはずの血液が一気に胃に集まることで、「全身がなんだかだるい…」とった不調を引き起こすことも。大きなおなかで血液の流れが悪くなっている妊婦さんは、特に注意が必要です。

冷たい飲み物というのは、氷が浮いてキンキンに冷えたものだけではありません。冷蔵庫や流水で冷やしたジュースなども、気づかないうちに体を冷やす原因となっているもの。妊娠中は、なるべく常温より冷たいものはとらないように意識してくださいね。

2.湯船に入る習慣をつけましょう

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夏もエアコンなどの影響で、足先は意外と冷えているもの。1日1回お風呂の時には、湯船に入って体を温め、血行を良くする習慣をつけましょう。じんわり温まることで体の疲れも取れ、リラックスすることができます。

ただし、長時間の入浴によるのぼせや、湯船に入るときにバランスを崩して転倒しないように十分ご注意を。体調のすぐれない日は無理をせず、できる範囲でお風呂タイムを楽しんでくださいね。

3.外出時は1枚はおれるものを常備して

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外はジリジリとした日射しで暑くても、建物の中はエアコンでキンキンに冷えていることも珍しくありません。外出のときは薄手のカーディガンやストールなど、「寒い」と感じたときにすぐにはおれるものをバッグに入れておきましょう。

カフェやレストランなど座っているときは、脚の冷え防止にひざにかけておくだけでも違いますよ。

4.短いスカートやサンダル…足先の冷えにご注意を!

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妊婦さんは、顔や上半身がほてったように感じる方でも、意外と下半身は冷えているものです。暑い時期は、スカートやパンツの丈が短くなったり、ストッキングや素足で出かけたり、サンダルを履いたり…。意外と下半身を冷やしがちです。

下半身の冷えはむくみやおなかの張りにつながります。サンダルを避ける(もしくは靴下を持ち歩く)、短いスカートは避ける、家にいるときはレッグウォーマーをつけるなど、特に下半身を冷やさないように注意しましょう。

おわりに

今回は、春~夏にこそ気をつけたい、妊婦さんの「冷え」の対策法を紹介しました。サンダルや冷たい飲み物など例年なら問題ない夏のアイテムも、妊娠中の今年は避けておくべきかもしれません。本格的な夏が来る前に、しっかり冷え対策のポイントを頭に入れておきましょう♪

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