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「しっとりぷるぷる」は勘違い!?赤ちゃんの肌ってどんな状態?

赤ちゃんの肌は「うるおいに満ちた理想的な肌!」なんて思っていませんか?実は、それは勘違い。赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、これからの暖かい季節もスキンケアがマストです。毎日のスキンケアの必要性がわかる、赤ちゃんの肌の特徴をおさらいしておきましょう。

赤ちゃんの肌は1年中カサカサ状態!

ほかの哺乳類は生まれてすぐ立ちあがって歩くのに対して、人間の子どもは歩くのにおよそ1年かかります。これは、赤ちゃんがママの産道を通れる頭の大きさのときに生まれてくるから。実は、他の動物よりもとても未熟な状態でこの世に生まれてくるのです!

当然、肌もとても未熟な状態。大人と比べて皮脂も水分もずっと少なく、夏でも大人の秋の肌くらい乾燥しています。1年中カサカサ肌の状態なのです。

厚さは大人の約半分!水分が逃げやすい状態です

大人の皮膚の表皮の厚さは約0.2mmですが、赤ちゃんはその半分の厚さしかありません。肌の水分がとても逃げやすい状態です。

また、大人の肌は、皮脂膜などで外部の刺激から肌を守る「バリア機能」が備わっています。しかし、おでこなど一部分以外は皮脂の分泌がとても少ない赤ちゃん。もちろんバリア機能も不完全なため、刺激に弱くとてもデリケートなのです。

暑がりで汗っかき!汗によるトラブルにご用心

大人はスラリと伸びた首や腕、脚から熱を放出します。でも、手足が短く首も深いシワの奥にある赤ちゃんは体温がうまく放出できず、熱がこもりがち。とても暑がりなのです。

汗の出る汗腺の数は大人も子どもも同じ。だから赤ちゃんは、暑がりなうえにとても汗っかきです。汗は肌の刺激となるので、肌の未熟な赤ちゃんはすぐにあせもなどのトラブルを引き起こしてしまいます。

紫外線にも弱い赤ちゃん、UVケアはとても重要です!

肌が薄く、メラニンの量が少ない赤ちゃんは、紫外線の影響も受けやすいという特徴があります。紫外線対策はとても重要です。赤ちゃんから使える低刺激の日焼け止めを選んで、しっかりUV対策をしましょう。

無防備な赤ちゃんの肌は、保湿ケアで守ってあげましょう

これだけ未熟でカサカサな赤ちゃんの肌。今まではママのおなかの羊水の中で守られていたのに、生まれたその日から乾燥、紫外線、バイ菌などに一気にさらされます。そんな赤ちゃんの肌は、表皮が形成される3歳頃までスキンケアで肌を守り育ててあげることがとても重要です。毎日のスキンケアを習慣にしましょう。

新生児からのスキンケアはアトピーやアレルギーなどの予防になります!

新生児からのスキンケアは、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの予防になることをご存知ですか?2014年5月に開催された「日本アレルギー学会」にて、「新生児からのスキンケアがアトピー性皮膚炎の予防につながる」という発表がありました。

●アトピーは乾燥などで肌のバリア機能が乱れることで起こると考えられている
●ワセリンだけを乾燥した部分に塗るよりも、全身に保湿をした子の方がアトピー発症率が3割減少する
●毎日スキンケアをして肌のバリアを育てることで肌からアレルゲンが体に入ることを防ぎ、アレルギーの発症率も抑えられると考えられる
●アトピーは食物アレルギーやぜんそくの発症のきっかけとなるので、新生児からの予防が重要

皮膚をすこやかに保つために新生児からのスキンケアをすることの重要性は、皮膚科の先生の中ではすでに広まっています。ぜひ、毎日のスキンケアを習慣にしましょう!