社会へのこだわり

社会へのこだわり

持続可能な社会を目指して

笑顔あふれる暮らしを続けるには、
人とのかかわりが不可欠。

人が人と一緒に暮らしていくには、
自然の恵みが欠かせません。

自然と人とが共存し、
生まれた国や環境にかかわらず、
誰もが笑顔で生きていくために―。

ナチュラルサイエンスでは、
企業として、社会に生きる一員として、
人も、自然も、すべてを踏まえた
持続可能な「環境」を守る取り組みを続けています。

ナチュラルサイエンスは
											持続可能な持続可能な開発目標( SDGs )を推進しています。

sustainable development goals

2015 年国連で採決された世界の共通理念「持続可能な開発目標( SDGs )」を支援し、様々な観点から SDGs に準じた取り組みを行っております。

原料・材料で人々の暮らしと自然をサポート

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肌にとって最適な自然の恵みを活用しながら、人々の暮らしを支える工夫を取り入れています。

  • 「ツボクサ」で女性の就労や
    子どもたちの教育を支援

    スキンケアの原料として使用しているツボクサエキスは、肌の弾力を高めるなどとても有用性の高い成分。このエキスが取れるツボクサは、マダガスカル島に自生しています。
    マダガスカル島では ツボクサは女性が採取をするため、女性の労働支援につながります。また、購入したツボクサ(エキス)の代金で、マダガスカル島に小学校校舎を建設してもらうことができました。

  • スペシャルパートナーとして、後者のプレートにナチュラルサイエンスの社名が掲示されています。

  • フェアトレード認証の
    「アルガンオイル」を採用

    製品に使用しているアルガンオイルは、木を傷つけることなく、毎年実るアルガンの“実”から抽出されるオイルだけを使用することで、自然環境を守りながら高品質なスキンケアづくりを続けています。

  • 使用しているアルガンオイルは、モロッコのアトラス山脈に住むベルベルの方たちによって採取されています。この地方の高品質なアルガンオイルを適正な価格で継続的に購入することで、生産者や労働者の生活改善と自立を支援、サポートしています。

  • < Marocavie 財団>の活動支援
    モロッコの「持続可能な開発」のために設立された砂漠の拡大を阻止するため、農地を灌漑。ポンプを設置し、村人に操作方法を指導。女性の社会経発展改善のための雇用を生み、子どもたちの教育改善をサポートしています。

赤ちゃんと子どもの正しいスキンケア方法の啓発

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ナチュラルサイエンスでは、スキンケア方法を伝える活動を続けています。すこやかな肌づくりをサポートしながら、SDGs (持続可能な開発目標)の健康、教育に関わる目標にも貢献していきたいと考えます。

  • 赤ちゃんと子どもの正しいスキンケア方法の啓発活動

    店頭やイベント会場、また自社メディアを活用して新生児の沐浴指導やスキンケア方法を伝えています。

  • 子どもの肌の測定・情報提供

    東京・練馬区の「きららっこ保育園」では、基肌育に基づくスキンケアを園と家庭で実践していただいた上で、月に1度、医師による診察とナチュラルサイエンスのスタッフによる肌状態の測定を実施。季節や成長に伴う肌状態の研究は、製品開発や学会発表に役立てています。

  • 医療関係者への啓蒙セミナー

    医療関係者の方にも肌に関する知識を広めるため、日本アレルギー学会学術大会等でスキンケアセミナーを行うなど啓蒙活動を行っています。

家族の笑顔を増やすためにわたしたちにできること

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「家族に笑顔を増やす」ことを目指すナチュラルサイエンス。スキンケアを通じて出会えたご家庭以外にも、私たちにできることはないのか。常に考え、関係者の皆さまのご協力をいただきながら、できることからコツコツをと実践しています。

  • 15年以上続くチャリティイベント『スマイルキッズ・プロジェクト』

    「もっと子どもたちと家族の笑顔が見たいから」そんな想いからスマイルキッズ・プロジェクトはスタートしたチャリティイベント。全国の子どもたちから「大好き!」をテーマに自由に描いた絵を募集し、大賞作品をママ&キッズの乳液「オリゴミルク」のボトルにデザインして限定販売。その収益金の一部は世界の子どもたちの支援のため寄付されます。

  • 寄付先のご紹介
    公益財団法人ジョイセフは、妊娠や出産が原因で命を落とす女性達、望まない妊娠や立て続けの出産により健康を害する女性たちを救うため、世界中で活動をしている国際協力NGOです。 ナチュラルサイエンスはジョイセフを通して、世界の女性支援活動を応援しています。

  • 日本中の子どもが 「おいしい」「たのしい」と感じられる場を

    現在、日本では7人に1人の子どもが貧困と言われています。「こども食堂」とは、子どもが1人でも安心して来られて、無料または低額で食を提供する食堂。全国に6,014か所あります(2021年12月現在)。

    そこは、子どもだけでなく、さまざまな人が集う「地域の交流拠点」。共働きやひとり親世帯における子どもの孤食に対し、「みんなでごはんを食べる」という経験を通して、地域の人と交流しながら広い視野を持つきっかけも提供しています。ナチュラルサイエンスは、こども食堂の支援団体“NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ”を通して「こども食堂」をサポートします。

  • 寄付先のご紹介
    NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえは、各地域のこども食堂ネットワーク(中間支援団体)がより活動しやすくなるための後押しをしています。こども食堂を応援してくれる企業・団体とこども食堂をつなぐほか、こども食堂の意義や実態を伝え、理解を広げるための調査・研究などを行なっています。

容器・資材変更による環境への配慮

  • 環境にやさしい容器・包装

    小さなお子さまのいるご家庭での使用を考え、ボトルは割れにくいプラスチックのものが多いですが、植物由来の資源を原料にしたバイオマスプラスチックを使用しています。外箱は森林を守る活動をサポートする FSC 認証の紙を使用しています。

    今後も多くの製品で資材の見直しを行い、未来の平和や豊かさが持続可能なので石油資源のように枯渇することがなく、温暖化の原因とされる「 CO2 (二酸化炭素)」の排出も抑えます。

    ママ&キッズ ニプルベール(一例)は、バイオマスプラスチック、FSC認証の紙を採用
  • バイオマスプラスチック採用ボトル
    容器に植物由来の資源を原料にしたバイオマスプラスチックを使用。
    カーボンニュートラルで二酸化炭素抽出抑制にも寄与します。

    ボトルの本体はバイオマスプラスチックを100%使用

    外箱は森林を守る活動をサポートするFSC認証の紙を採用
    FSCは、森林と木材の流通や加工の過程を「認証」する制度を管理する国際機関。
    ナチュラルサイエンスは製品の箱にもFSC認証の紙を使用しています。

    環境に配慮した化粧箱を使用しております。
  • 容器回収リサイクルプログラム

    直営店 home4店舗※ではテラサイクルと協働し、使用済み容器を無駄にせず新たな資源に再生する「容器回収リサイクルプログラム」を実施しています。
    ※新宿伊勢丹店では対応しておりません

  • 直営店homeでの容器回収からリサイクルまでの流れ

    ①使用済み容器をお客様が直営店homeへお持ち込み ナチュラルサイエンスとナチュラルアイランドの商品を楽しんでいただいた後、使用済み容器を直営店homeまでお持ち込みください。

    ②容器を集荷後テラサイクルへ 新たなプラスチック原料へとリサイクルします。回収量に応じ、テラサイクルを通じて任意のチャリティに寄付もいたします。

  • テラサイクルとは 「捨てるという概念を捨てよう」というミッションのもと、現在の複雑化する廃棄物問題に対し、革新的で持続可能なソリューションの開発に取り組むソーシャルエンタープライズです。リサイクル・再生資源・リユースを推進するプラットフォームを開発・運営し世界21カ国で活動しています。

地域の自然を壊さない環境にやさしい方法で工場を運営

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ナチュラルサイエンスは「環境マネジメントシステムISO14001 」を取得し、国内(北海道・東京)の自社工場で、環境保全を心がけた製品づくりを続けています。

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    水環境を守るため、
    排水処理を徹底管理
    地元の方々や環境に負荷をかけずに共存共栄していくために、排水処理にもこだわっています。 工場排水は、河川には流しません。生活排水は施設内に設置した浄化槽で徹底処理。 水質検査も行い、厳しい自社基準で合格となったもののみを河川に排水しています。

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    魔法瓶式の構造で
    エネルギー消費を低減
    外壁と部屋の間に空間をつくる「魔法瓶」構造で、外気の影響をうけにくい省エネルギー化を実現。窓には断熱サッシを採用しています。

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    生態系に配慮した自然の流れに
    背かない照明
    工場の機械は稼働する時間を決め、夜決まった時間になったら真っ暗に消灯し、人工的な光が及ぼす生態系への影響を最小限にとどめています。

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    虫が寄らない経済的な LED光源を
    採用
    できるだけ生き物の命を奪わないよう、虫よけには生き物にやさしいアロマを使用し、外灯などの照明には虫が寄りつきにくい LED を採用しています。

障がいのある方と共に育てる「スキンケア工園」

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北海道白老町にある自社施設「ナチュの森」は、環境を守りながら高品質のスキンケアを生み出す“工場”と、北海道の豊かな自然を楽しめる“庭園”が合わさった「スキンケア工園」。ここは、社員と地元の障がい者との共同作業所「フロンティア」の皆さんとが一緒に協力して、運営管理をしています。

  • 自然を生かした研究農園やガーデン施設の管理は大変なものです。障がいの特性を生かした丁寧で根気強い作業のおかげで、皆さまに楽しんでいただける庭園管理ができています。

  • 共同作業所『フロンティア』からのメッセージ

    「働く」ということは、人と人が協力し合い、思いやったり、工夫したり…といった行動が求められます。働くことによって重い障がいがあっても、自分が「世の中のためになったり、誰かの役に立っているんだ」と実感することができ、自尊心を満たし、喜びとなり、更なる労働の意欲へとつながっていきます。また、健常者の方々にとっても、身近に障がいのある方がいる環境こそが、偏見をなくし、お互いの理解につながる「共存」への第一歩になると思います。
    北海道手をつなぐ育成会会長
    社会福祉法人ホープ(フロンティア)
    統括施設長 佐藤春光さん

  • ナチュラルサイエンスおよび姉妹会社ナチュラルアイランドは、障がいのある方への支援活動が評価され、2017年に「全国手をつなぐ育成会連合会」に表彰されました。

地域との持続可能な社会づくりを目指して

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「ナチュの森」のある北海道 白老町や隣接する登別市。私たちがこの地で地域の一員として暮らしていくためには、地元の方々のご理解をいただくとともに、一緒に協力していくことが必要不可欠です。私たちは、自然を守りながら生産活動を行うことを大前提として、一緒に地域を守り育てていくための活動を行っています。

  • 白老町・登別市と地域創生の
    包括連携協定を締結

    北海道の白老町・登別市とナチュラルサイエンスは、2022年に地域創生を目的とした包括連携協定を締結。「地域福祉や健康増進」「子育て支援や子どもの育成」「地域の発展とまちづくり」「暮らしの安心・安全」「地域の景観・自然環境の保全」の5項目について、協力して取り組むことを協定しました。

    ―『苫小牧民報』(2022年1月26日発刊)より
  • ナチュの森を通じた
    「地域への恩返し」

    地域で大切に守ってきた自然の恵みを、分けていただく感謝を込めて。ナチュラルサイエンスでは、地域の皆さまと一緒に、暮らしやすさ、子育てのしやすさ、地域の安全と発展のためにできることを考え、できるところから実践しています。

    これまでの一例
    ●白老町の「指定避難場所」にナチュの森を登録
    ●ナチュの森の桜を、登別の桜並木へ移設
    ●ベビースキンケア製品の寄贈
    ●脱・孤育て支援と、冬場の遊び場の提供(あそびのひろば)
    ●白老町地域イベントへの協賛・出展