体の変化と共にどんどん母親となる意識が育っていく女性よりも、どうしても男性は父親になる自覚がわきにくいもの。でも、妊婦ママのサポートをすることで、どんどん父性は育っていきます。何かと大変な妊娠中、パパにはこうやってサポートしてもらいましょう。
お産や育児は夫婦の仕事です。まずはパパにも育児書やマタニティ向け雑誌を読んだりして、知識をつけてもらいましょう。一緒にくつろげる休日などには、どんなふうに産み、育てていくのかゆっくりと話し合って。話し合いは、本だけでは理解しきれないママの体の状態を分かってもらえるチャンスです。
保育センターや病院で開催されている両親学級や母親学級に夫婦で参加するのもおすすめ。2人で赤ちゃんを迎える準備をしていくことで、だんだんと父親になる実感が生まれてくるはず。最初は抵抗を感じるパパも多いので、今は夫婦で参加する人も多いということを教えてあげましょう。
妊娠中は何かと体の変化が多く、普段はなんてことない家事も辛くなってきます。パパは、自分の体が変化するわけではないので、ママの辛さになかなか気づけないもの。「辛いから」、「危ないから」など具体的に理由を説明して、パパにサポートをお願いしましょう。
肩より上に手を伸ばすのは大変だし、おなかが大きいとバランスを取りにくいので台に乗るのも危険。パパの出番です。
重いものの持ち帰りや、視力が低下して車・自転車の運転に不安を感じるママは、休日にまとめ買いに付き合ってもらいましょう。
前かがみになっておなかを圧迫するのはよくないことを説明し、担当日を決めるなどして分担してもらって。
足元が冷えやすいキッチンでの立ち仕事は、パパが思っている以上に大変と伝えてあげて。洗い物など、できる範囲で手伝ってもらいましょう。
多くのパパは、出産までは自分にできることは少ないと思っているもの。積極的に「ここをもっと知ってほしい」、「これをしてくれると助かる」ということをママが伝えてあげましょう。パパも自分が役立てると思えば頑張れるし、二人で子どもを育てていく実感もわくものです。ぜひ、休日などゆっくりできるときは、夫婦の会話を大切にしてくださいね。
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