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キッズ(子ども)

2022.02.22

【医師監修】4歳以降こそ大切!キッズ期のスキンケアですこやかな肌を育てましょう

【医師監修】4歳以降こそ大切!キッズ期のスキンケアですこやかな肌を育てましょう

キッズお役立ちコラム【【医師監修】4歳以降こそ大切!キッズ期のスキンケアですこやかな肌を育てましょう】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

寝る間もないくらいつきっきりの赤ちゃん期、わがまま放題のイヤイヤ期が終わると、少しずつ育児に余裕がでてくる方も多いのではないでしょうか。今まで一生懸命だったスキンケアも、ちょっとお休みしている方も多いはず。

でも、実はキッズ期のスキンケアはとても大切!
実は4歳以降は、赤ちゃんの頃よりも皮脂が少なくなるだけでなく、生活環境も大きく変わる、いわば『肌の過渡期』。肌トラブルのリスクがグンと高くなり、それが原因で睡眠やスポーツ、学習など生活全般に影響が出てしまうことも。

そこで今回は、キッズ期(4~10歳頃(思春期前)まで)の肌の特徴とスキンケアのメリットについて、小児科医の杉山 剛先生にうかがいました。

監修いただいたのは…
杉山 剛先生
社会医療法人杏嶺会一宮西病院 小児科部長
小児科専門医、アレルギー専門医、日本睡眠学会専門医、日本タッチケア協会幹事

生活環境が大きく変わるキッズ期こそ、スキンケアが必要です!

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赤ちゃんの時は、ママやパパが一生懸命手をかけてあげながら、衛生的な環境で1日の大半を過ごしますよね。でも、3~4歳以降は、幼稚園・保育園、学校など、いわゆる「集団生活」が始まります。そうなると今までのように清潔な環境の中で、ママがたっぷり手をかけてあげることはできません。

それに加えて、習いごとや外遊びなどで外にいる時間も長くなり、紫外線やホコリ、花粉などの刺激にたっぷりとさらされることになります。肌にとって過酷な状況が一気に増え、その結果、肌トラブルに悩むキッズがとても増えてしまうのです。

キッズ(幼児)の肌の特徴

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①赤ちゃんの時よりも皮脂が少なくなる
②集団生活のため伝染性のトラブルが多くなる
③外遊びやスポーツによる日焼け、ホコリ・花粉などによるトラブルが増える
④ママがじっくり手をかけられない分、トラブルが起きると悪化・長引きやすい

杉山先生からのアドバイス

赤ちゃん期が終わり、幼児期、学童期になるとこどもたちを取り巻く社会環境が大きく変化します。この時期はこどもたちが「社会デビュー」するための成長・発達において大変重要な時期でもありますが、スキンケアにとってどのような意味を持つのでしょうか?

この時期の大きな変化の一つが「屋外生活の機会が増える」ことです。赤ちゃんの頃はママやパパに囲まれてお家の中で過ごすことが多かったこどもたちも、社会デビューすると、通園・通学、お散歩にプール、遠足や運動会など様々な屋外活動の機会が増加します。それに伴い、紫外線やホコリ、花粉、PM2.5などの皮膚にとって刺激となる物質にさらされる機会も増加します。

しかし、これらの屋外活動はこどもたちの成長や発達にとってとても重要な機会です。屋外活動を制限するのではなく、屋外活動前後には洗浄と保湿のダブルスキンケアで対応することが重要です。「洗浄」により屋外活動で皮膚に付着した刺激物を除去し、「保湿」によりダメージを受けた皮膚に潤いを与えることで皮膚のバリア機能が低下することを防ぎましょう。

また、キッズ期のこども達にとって、太陽の下で元気に屋外活動して、適度な紫外線を浴びることは骨を丈夫にするためにも必要なことです。ただし紫外線による日焼けは「やけど」と同じです。サンスクリーンで「日焼け」を作らないように皮膚を防御しながら適度に紫外線とお付き合いすることが大切です。

そのためにはSPF15以上、PA+++程度のサンスクリーン製品がお勧めです。

花粉症などアレルギー予防としても、スキンケアは大切です

キッズ期は、赤ちゃんの時よりも皮脂分泌が少なくなります。これは言い換えると、キッズの肌は、刺激となる異物が入り込むのを防ぐ「バリア機能」が十分に機能しない状態であるということ。そんな肌から花粉が入り込めば花粉症になるリスクが高まりますし、ほかにもアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が入り込めばアトピー性皮膚炎を引き起こす原因にもなります。多くのママが心配する「子どものアレルギー」を予防するという意味でも、この時期のスキンケアはとても大切です。

【子どもの肌を長年研究】低刺激スキンケア「ママ&キッズ」のキッズライン

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家族で使える低刺激スキンケアブランド「ママ&キッズ」のキッズラインは、4~10歳のキッズ期にぴったりのスキンケアライン!研究員が10年以上にわたり学会や保育園での肌研究を続けてたどり着いた、キッズのための低刺激ラインです。

▼ママ&キッズ キッズラインの詳細はこちら

キッズヘアシャンプー

キッズヘアシャンプー

頭皮の汚れや汗のニオイを、きちんと落としながら、保湿成分が地肌のうるおいをキープしてくれるキッズ用ヘアシャンプー。敏感肌の大人のシャンプーとしてもおすすめです。

キッズフェイス&ボディホイップ

キッズフェイス&ボディホイップ

汚れやすいのに乾燥してデリケートなキッズ(4歳~思春期前)の肌をやさしくきれいに洗います。目にしみにくい弱酸性アミノ酸タイプで泡切れも抜群。モコモコの泡が出て、キッズが自分で顔や体をきちんと洗いやすいタイプです。

キッズミルキーローション

キッズミルキーローション

4歳から思春期までのキッズの肌を、元気なうるおい肌に育てる乳状ローション。皮脂が少なく、乾燥やほこりなどによる刺激を受けやすいキッズの肌のダメージを防ぐ、うるおいベール成分を配合。自分で塗りたいキッズのために、ベタつかずのびの良い使い心地です。家族みんなで使えます。 ※仕上げは大人の方が塗り残しチェックをお願いします。

キッズミルキークリーム

キッズミルキークリーム

キッズ(4歳~思春期前)の毎日の全身ケアに使える、べたつかないのにしっかりうるおう乳状クリーム。皮脂量が少なく、乾燥しやすいキッズの肌をしっとりすこやかに整えると同時に、ほこりや汚れなどの外的刺激からガードします。※仕上げは大人の方がぬり残しチェックをお願いします。

キッズラインは「刺激に負けない肌」を育てる厳選成分を配合!

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「ママ&キッズ ベビーライン」は、本来ならまだおなかの中で育つべき赤ちゃんの肌のための、肌を育てる成分を配合したスキンケアライン。未熟でデリケートな赤ちゃんの肌にとって理想的な“ママのおなかの中”をお手本に、羊水や、おなかの中の赤ちゃんを包む「胎脂」に含まれる成分をたっぷりと配合しています。

一方「キッズライン」は、外からの刺激から肌を守る“バリア機能”を高める成分を特にたっぷり配合!肌に異物が入り込むすき間を与えないよう、「細胞間脂質(肌の細胞と細胞の間を満たすうるおい成分)」をしっかりチャージ!集団生活や外遊びが多くなり、たくさんの刺激にさらされるキッズの肌のバリア機能を高め、トラブルを防ぎます。

また、キッズラインは、刺激にさらされてダメージを受けた肌をすこやかに整える成分もしっかり配合。“刺激を入り込ませない”&“刺激によって炎症を起こした肌をケアする”という両方の軸から、キッズのデリケートな肌をサポートします。

ユーザーさんにも大好評です♪

ポンプが子どもでも押しやすく、自分専用のスキンケアが嬉しいみたいです♪保湿(本人いわく“お化粧ごっこ”)がしたくてお風呂にすすんで入ってくれるように!思わぬ嬉しい効果もありました(笑)
(はぐたんさん・5歳女の子のママ)

私に似てアレルギー体質のせいか、保育園から帰ると肌がカサカサ、ひじのシワが赤く切れてしまうこともあったのですが、朝晩ぬると落ち着きました。いつの間にかスキンケアをしなくなっていたので、再開しようと思います!伸びがいいので、朝もケアが楽です!
(むらさきしおりさん・4歳女の子のママ)

子どもが「サッカーの靴下をはいてもかゆくならなくなった」と言っていました。今までかゆがっているそぶりもなかったので驚きでしたが、集中できるようになったのなら良かったです。カサカサのほっぺもキレイになりました。
(わせわせさん・10歳男の子のママ)

「自分でやりたい」を応援!子どもも自分でケアしやすい使い心地

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何でも自分でやりたいキッズを応援!洗浄料はモコモコの高品質の泡に、泡切れの良さも追及。保湿アイテムは、のびがよくてベタつかない使い心地にこだわりました。子ども自身でケアができるようになることで忙しいママの負担も軽くなります。なにかとあわただしい登園・登校の日の朝もスキンケアをして、しっかり肌トラブルを予防しましょう。
※最後はパパ・ママが洗い残し・ぬり残しのないようチェックしてください。

杉山先生からのアドバイス

「自分のことは自分でやりましょう」こどもの成長に伴い、幼稚園・保育園の先生や学校の先生から聞かれる言葉の一つですね。赤ちゃんからキッズ期になると、こどもたちは自分で服を着たり、靴を履いたりするようになります。こどもたちは何歳から自分のことを自分でやれるようになるのでしょうか?

例えば、一人で歯磨きが出来るようになるのは3歳で60%、4歳で70%と言われています。ただし、しっかりと磨けるようになるのは小学校中学年以上と言われていて、その間はママが「仕上げ磨き」をする移行期間が必要ですね。

スキンケアも同じです。こどもたちが自分で自分の身体を洗い、洗った後に保湿ケアをする「セルフスキンケア」をいきなり身につけるのは難しいものです。3~4歳頃から少しずつママと一緒に自分でケアする「セルフスキンケア」の練習をスタートし、小学校中高学年になる頃に「セルフスキンケア」のゴールを目指すのが良いのではないでしょうか。

▼ママ&キッズ キッズラインの詳細・ご購入はこちら image03

紫外線対策も習慣に!低刺激の日焼け止めを用意しましょう

キッズ期は外に出る機会が多い分、紫外線対策も重要です。

10代までの間に、一緒のうちの約50%以上の紫外線量をすでに浴びてしまうと言われています。つまり、成長途中の肌に想像以上の紫外線による負荷がかかるということ。朝の保湿ケアと一緒に、低刺激の日焼け止めを使ったUVケアも習慣にしましょう。

日常使いならSPFは20前後・PA++程度で十分。2~3時間おきに塗りなおすことが大切です。登園・登校で塗り直しが難しい日や、レジャーなどで紫外線の強いところに行く場合は、シーンに合わせた日焼け止めを使いましょう。

キッズにおすすめ◎「ママ&キッズ」の低刺激日焼け止め3種

子どもと一緒に使いたい人、全身に使いたい人は敏感肌にもやさしく低刺激の日焼け止めがおすすめです。シーンに合わせて選びましょう。

☑敏感乾燥肌
☑毎日の生活紫外線対策をしたいimage03ナチュラルサイエンスでもこの時期NO.1のアイテム「ママ&キッズUVライトベール」。SPF23 PA++で毎日の生活紫外線対策にはこの日焼け止めで十分です。乳液タイプでさらっとしたつけ心地。忙しい朝も大人も子どもも簡単にぬれるのがうれしいところです。洗浄料だけで落とせます。

▼「ママ&キッズUVライトベール」の詳細はこちら

☑日常の長時間の外出で紫外線対策したい
☑こまめにぬり直せない image03昨年新登場した「ママ&キッズサンスクリーンジェル」。SPF30 PA+++で日常での長時間の外出時におすすめな、さわやかなジェルタイプの日焼け止め。生後6カ月の赤ちゃんから使えるウォータープルーフタイプで汗にも強いので、お子さまと公園へおでかけするときにはこちらを使いたいですね。洗浄料だけで落とせます。

▼「ママ&キッズサンスクリーンジェル」の詳細はこちら

☑特に日射しの強いとき
☑アウトドアや長時間の外出で紫外線対策したい image03汗や水に強いウォータープルーフタイプの「ママ&キッズパーフェクトサンスクリーン」。SPF50+ PA++++の最高値で紫外線をカットしつつも、生後6カ月の赤ちゃんから使えるというのがうれしいところ。海や山などのレジャーや長時間の外出、汗をかくシーンが多いとき、この1本があれば安心です。乳液タイプでぬりやすいのも特徴。落とすときはクレンジングで落としましょう。

▼「ママ&キッズパーフェクトサンスクリーン」の詳細はこちら
▼「ママ&オイルコンディショナーEX」の詳細はこちら

おわりに

今回は、キッズ期のスキンケアについてご紹介しました。まだまだ子どもの肌は成長途中。キッズ期も気を抜かずケアを続けることが、大人になってもトラブルの起きにくい肌を育てることにつながります。ぜひ、キッズにピッタリのアイテムを使って、毎日のケアを習慣にしてくださいね♪

【参考】
杉山剛『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』主婦の友社(2016)
日本タッチケア協会:https://touchcare.net/

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