大人の風疹・麻疹の予防接種が赤ちゃんを守ります!

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皆さんは風疹・麻疹の予防接種を受けていますか?実は、ここ数年20歳~40歳代で風疹・麻疹の感染が拡大しています。ナチュラルサイエンスでは、全社員に対して風疹・麻疹の予防接種を実施しました。

風疹が原因で障害を持って生まれる赤ちゃんが増えています

妊娠20週頃までの妊婦さんが風疹にかかると、おなかの赤ちゃんが目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。現在では、風疹・麻疹の予防接種は1歳から7歳の間に1回、中学1年生または高校3年生の時に1回と、2回予防接種を受けるように指導されていますが、これは1990年4月以降のこと。今、子どもの頃に1回も予防接種を受けたことのない方が多い、1979~1990生まれの方がママになる時代が来ています。そのため、妊娠中に風疹に感染してしまい、障害を持って生まれる赤ちゃんがとても増えているのです。

今年も、千葉や大阪、愛知などで集団感染の事例が発表されています。今回の感染者の中心はワクチン接種歴「不明」か「なし」の人が多く、20~30歳代が目立って多いそうです。

実は20~40代の「男性」が流行の原因!?周囲にも予防接種を広めましょう

実は、2013年風疹の患者数1万4000人のうち、1万1000人が男性です。風疹は症状が出ない方も多く、知らずのうちに電車や会社で風疹を広めている可能性があります。特に予防接種を1回も受けていない方が多い20~40代の男性の方は要注意です。妊娠を希望している女性だけでなく、パパや家族に妊婦さんがいる方、会社の方やまわりの方も男女問わず、予防接種を受けていただきたいです。

ナチュラルサイエンスは今年も社員に予防接種を行いました

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例年、ナチュラルサイエンスは妊婦さんや赤ちゃんと関わる機会がとても多いということで風疹・麻疹の現状を受けとめ、社員全員で予防接種を受けています。風疹・麻疹を撲滅するには、男女問わず、妊娠の有無に関係なく、ひとりでも多くの方が予防接種を受け、成人層が免疫をつけることが大切です。しかしながら、1本9,000円近い値段であること、会社を休んでいかなければならないことがネックとなりなかなか受ける人が増えないというのが現状です。ぜひ皆さんのご主人や会社でも接種をしてもらえるよう広めていただきたいと思っています。

新聞社や病院向けフリーペーパーの記者の方も取材にいらっしゃいました

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今年の予防接種当日は、朝日新聞の方、病院等で配布されるフリーペーパー「ゲンキのモト」の記者の方が取材にいらっしゃいました。

お話を聞くと、風疹・麻疹の感染のニュースは出ていても、なかなか予防接種は浸透していないそうで、会社負担で予防接種を行う企業もとても少ないということです。でも、妊婦さんと赤ちゃんを守るためには一人でも多くの人が風疹・麻疹のことを知り、予防接種を受けるアクションを起こすことが大切です。今回取材いただいたことで、少しでも予防接種を受ける方や会社で実施する企業が増えてくれることを願っています。

今後もナチュラルサイエンスでは、風疹・麻疹を撲滅するために、ママや妊婦さんに限らず皆さまに情報をお伝えしていきたいと思います。

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風疹についての詳細はこちら
     

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