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マタニティ(妊娠中/産後)

2017.12.12

冷え・転倒・感染症にご注意を! 冬の妊婦さんのおでかけ注意ポイント

冷え・転倒・感染症にご注意を! 冬の妊婦さんのおでかけ注意ポイント

マタニティお役立ちコラム【冷え・転倒・感染症にご注意を! 冬の妊婦さんのおでかけ注意ポイント】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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冷え・転倒・感染症にご注意を! 冬の妊婦さんのおでかけ注意ポイント

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いよいよ本格的な冬がやってきました。現在妊娠中の方、体調はいかがでしょうか?妊婦さんにとって冷えは厳禁ですが、そのほかにも冬場は気をつけてほしいポイントがいくつかあります。お出かけの際にぜひ参考にしてくださいね。

妊婦さんはいつも以上に「体の冷え」にご注意を

毎年冷えに悩む方は多いと思いますが、妊娠中は特に注意が必要です。

「たかが冷え」と侮ってはいけません。妊娠中の冷えは、いつも以上に体の負担となり、放っておくと次のような症状を引き起こすことも!

妊娠中の冷えによる症状

・おなかが張りやすくなる
・つわりがひどくなる
・腰痛や便秘になりやすくなる
・足がむくんだり、つりやすくなる

ママの体調の変化のほかにも、冷えによる血流が悪くなることは、赤ちゃんの酸素不足にもつながりかねません。赤ちゃんのためにも、冷えには十分に気をつけましょう。

コレでOK! お出かけ時の「冷え対策3か条」

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1.カーディガンやストールなど、調整できるアイテムの準備を

この季節、外はひんやり冷たくて、厚手のコートを着て出かけますよね。でも、電車の中やお店の中は暖房で暑いくらいのところも! 暑がりになっている妊婦さんは、コートを脱いでもセーターで汗だく…なんてことも少なくありません。

不必要に汗をかくと、今度はその汗が体の熱を奪い冷えにつながります。こまめに脱いだり羽織ったりできる服装を心がけましょう。カフェなどでは足元だけ寒いということもあるので、座っているときに下半身にかけられるストールやマフラーも便利です。

2.冷たいもののとりすぎに注意

ホルモンの影響などにより、暑がりになっている妊婦さん。出先で暖房が効いていたりすると冷たいドリンクやアイスなどに目が行ってしまいますが、ここはガマン。冷たい食べ物や飲み物は、体を冷やしてしまいます。温かい、もしくは常温の食べ物や飲み物を選びましょう。

3.下半身、特に足首を冷やさないように心がけて

「体の“首”とつく部位は冷やすな」と聞いたことはありませんか? 実は、これがとても重要なポイント。特に妊婦さんは、大きなおなかで下半身の血流が悪くなっているので、足首を意識して暖めておくことが大切です。足首の出る靴下やストッキングなどは避けて、くるぶしをおおえるもので足元を暖かく保つ工夫をしましょう。ゆったりタイプのタイツを履いたり、レッグウォーマーや冷えとり靴下を利用したり、靴下を重ね履きするのもおすすめです。

冷えだけじゃない! 妊婦さんのお出かけ注意ポイント

これで冷え対策は万全!
…ですが、妊娠中の冬のお出かけにはまだまだ注意してほしいポイントがあります。特に気をつけてほしいのが、感染症転倒。冬は風邪やインフルエンザをはじめとする感染症が流行する季節。抵抗力の弱まっている妊婦さんは、いつも以上に「感染を予防する努力」が必要です。

また、妊婦さんは大きなおなかや視力の低下が原因で、転びやすい状態です。転倒にもくれぐれも注意しましょう。次の5つのポイントを参考にしてくださいね。

感染症&転倒予防のポイント5か条

1.人ごみはなるべく避けましょう

年末年始は初詣や初売りなど、人が多く集まる中でのイベントがたくさん。「元気な赤ちゃんが生まれるように御参りもしたいし、赤ちゃんのためのグッズも初売りでそろえたい!」と思われる方も多いかと思います。でも、人ごみは感染症・転倒の危険ゾーン。妊娠中の今年はなるべくガマンをしたほうがいいでしょう。

2.マスク・うがい・手洗いを旦那さんと徹底して

感染症予防には、外出時のマスクの着用、帰宅後のうがいと手洗いがとても重要です。ちょっとしたお出かけでもマスクをする習慣をつけましょう。また、妊婦さんが気をつけていても、一緒に暮らす旦那さんがインフルエンザにかかったりしたら大変! 旦那さんにも感染症予防を徹底してもらいましょう。

3.ヒールは避けて、ブーツ選びも慎重に

ヒールは大きなおなかの妊婦さんにはバランスを取りにくいので、避けましょう。また、冷え予防にブーツを選びたくなりますが、締め付けのキツいブーツは血行不良を引き起こし、冷えやむくみの原因になることも。ブーツは締め付けがキツくなく、足首が曲がりやすく、そしてゆるすぎないものがおすすめです(ゆったり過ぎるサイズも歩きにくく、転倒の原因になります)。

4.道路を歩くときは、なるべく支えてくれる人と一緒に

冬場は地域によっては地面が凍結していたり、雪で地面が歩きにくくなっていることがあります。また、濡れた駐車場やマンホール、横断歩道なども滑りやすくなっています。妊婦さんは大きなおなかで足元を確認しにくいので、旦那さんやお母さんなど、支えてくれる人となるべく一緒に歩くようにしましょう。車や電車の乗り降りも、支えてくれる人が入ると安心です。

5.大きな荷物は旦那さんに持ってもらいましょう

万が一に備えたりしていると、何かと荷物の多くなってしまう妊婦さん。外出先でコートを脱いだりしたら、両手がいっぱいになってしまうこともよくあります。大きくて重たい荷物は体のバランスが取りにくくなりますし、万が一バランスを崩したときに手を使えないのは危険です。夫婦で出かけるときは、荷物はできる限り旦那さんに持ってもらいましょう。妊婦さんはなるべく身軽にして、手すりにつかまるなど転倒予防の対策を。働いている妊婦さんは、階段の上り下りは必ず手すりにつかまり、電車やバス通勤も可能ならピークの時間を避けることをおすすめします。

おわりに

今回は、冬のお出かけの際に妊婦さんに気をつけてほしいポイントをご紹介しました。冷え対策はもちろんですが、感染症や転倒予防も忘れてはいけないポイント。普段以上に気をつけることが多くて大変ですが、赤ちゃんのためにしっかり対策を行って、冬も元気に過ごしましょう♪

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