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マタニティ(妊娠中/産後)

2018.04.03

妊娠がわかったら…やるべきこと&避けるべきことリスト

妊娠がわかったら…やるべきこと&避けるべきことリスト

マタニティお役立ちコラム【妊娠がわかったら…やるべきこと&避けるべきことリスト】ナチュラルサイエンスのfor Mama & Kids Smileでは、ベビーやキッズ・マタニティ・美容や健康に関する役立つコラムを皆さまにお届けしています。

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妊娠がわかったら…やるべきこと&避けるべきことリスト

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赤ちゃんがおなかに宿るのを心待ちにしていたママも、いざ妊娠すると「妊娠中って何に気をつければいいんだっけ!?」「これってやっていいのかな・・・?」と慌ててしまいますよね。そこで今回は、妊娠がわかったらやるべきこと&避けるべきことをご紹介します!

【やるべき◎】お産プランを立てましょう

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産婦人科に行って妊娠が判明し、役所で母子手帳をもらったら、お産プランを考えましょう。里帰りをするのか、どんな出産を希望するのかなどによって、これから妊婦健診を受けていく産院の選び方も変わってきます。パパとしっかり話し合いましょう。

ただし、妊娠判明期はつわりなどもあり、体調が不安定な時期。つい焦ってあれもこれもと長時間調べものをしたり、夜遅くまで話し合ったりしてしまいがちですが、無理は厳禁。出産プランも大事ですが、妊婦さんはまず、しっかり休息を取って体調を整えることが最優先です。

お産プランのポイント

① 里帰りはする?しない?

病院の中には、「健診の受け入れは、この病院で出産する人のみ」というところも。里帰りを希望するなら、健診を受ける病院と出産をする病院、両方の下調べが必要です。

② どんな健診・出産を望んでいる?

4Dエコー、エコーの動画撮影、パパの出産立会い、無痛分娩・・・など、希望するプランがあれば、それが可能な病院か調べておきましょう。また、持病などによっては、助産院や個人医院での出産は避けるべき場合もあります。わからないことがあれば、まずは妊娠証明書をもらった病院に相談してみるのもおすすめです。

③ 費用は?パパや上の子の生活は?

理想だけでなく、現実的な部分も考えて準備しておくことが必要です。健康保険から出産育児一時金として42万円が支給されますが、出産方法や産院によっては大幅に費用がオーバーすることも。切迫早産での入院や追加の検査、緊急の帝王切開など、妊娠・出産は予想外の出費の可能性があることも頭に入れておきましょう。

また、里帰りを希望される方は、パパや上のお子さんが里帰り中にどんな生活をしていくのかも考える必要がります。上の子が保育園に通っている場合、一定期間以上お休みが続くと退園になることも。里帰り先に連れていくのか、いつまで地元にいるのかなども考慮しておくことが大切です。

【やるべき◎】服装の見直し

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妊娠すると、出産までの10ヶ月の間にボディラインが大きく変化します。きつい衣服は、乳腺などの発達を妨げてしまうことも。また、締め付けが原因で、体調が悪くなることもあります。妊娠したら、ゆったりとした服装を心がけましょう。体の変化に応じて、マタニティ用の下着や服を買うのがおすすめです。

服装はこんな所にも気をつけて

① 季節を問わず冷え対策を

妊婦さんの「冷え」は、むくみやおなかの張り、さらには難産などの原因になることも。春~夏も、薄着やエアコン、冷たい飲み物でうっかり体を冷やしがちです。しっかり冷え対策をしましょう。

>妊婦さんの春夏の冷え対策についてはこちら

② 紫外線対策も万全に

妊娠するとメラニンを作り出す細胞の働きが活発になり、シミやそばかすができやすくなります。帽子や日傘を取り入れて、例年以上にしっかりUV対策をしましょう。

>妊婦さんの紫外線対策についてはこちら

③ 「転びにくい」ファッションを

妊婦さんは転倒に人一倍注意が必要です。いくらゆったりした服装がいいと言っても、裾を踏んでしまったりと歩きにくい服はNG。また、おなかが大きくなるにつれて足元が見づらくなり、バランスもとりにくくなります。ヒールやサンダルは避けた方がいいでしょう。

【やるべき◎】葉酸・鉄分の積極的な摂取

葉酸は、妊娠を希望している女性が妊娠前から摂るべきといわれている栄養素。食事だけで妊娠中に必要な量を摂取するのはなかなか大変ですので、サプリメントをうまく活用するのもおすすめです。もちろん摂りすぎも良くないので、気になるときは薬剤師さんや助産師さんに相談しましょう。

また、妊娠すると一気に血液量が増えるため、貧血になりやすくなります。鉄分も意識してとるようにしましょう。ただし、鉄分のイメージが強い「レバー」は、妊娠中に摂りすぎると良くない「ビタミンA」が豊富に含まれているため、食べる量には注意しましょう。

>妊娠中の貧血についてはこちら

【避けるべき×】アルコール・タバコ・カフェイン

アルコール、タバコは赤ちゃんの成長に悪影響をもたらします。特に、赤ちゃんの体の器官がつくられる妊娠初期は要注意。妊娠がわかったら(妊娠を希望されている方は今から)、きっぱりアルコールとタバコはやめましょう。

カフェインは「少しくらいなら大丈夫」と言われることも多いですが、妊娠中は体の変化も個人差が大きいもの。明確に「ここまでならOK!」という決まりがある訳ではないので、避けておく方がベターです。コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶(特に玉露)やほうじ茶にもカフェインは含まれるので、ご注意を。

>妊娠中に気をつけたい飲み物についてはこちら

【避けるべき×】岩盤浴やサウナ、激しい運動

安定期に入ると、ウォーキングなどの軽い運動を勧められるようになります。お産に向けての体力づくりや体重管理に運動は大切ですが、激しい運動は貧血や体調不良を起こしやすく、転倒などの危険も。ウォーキングやマタニティヨガなどをチョイスし、体調が悪いときは無理をしないようにしましょう。

また、体によさそうでリフレッシュにもなるサウナや岩盤浴ですが、汗で体の水分が奪われ脱水症状になりやすく、血栓もできやすくなります。貧血気味なことに気づかず利用して、めまいなど体調不良をひき起こしたり、ふらつきによる転倒の恐れも。妊娠中は避けましょう。

>妊娠中のリフレッシュ方法についてはこちら

【避けるべき×】急激な体重増加

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「おなかの赤ちゃんのためにも、2人分食べなきゃ!」というのは間違いです。急激に体重が増えると、妊娠線や難産の原因に。つわりが終わるとつい食べ過ぎてしまいますが、妊婦さんに適切な量と栄養バランスを心がけましょう。

ただし、体重が増えることが悪いわけではありません。妊娠中に体重が増えるのは当然のことであり、必要なことです。

最近は産後のママの体型のことも考え「小さく産んで、大きく育てる」という考え方のママもいますが、これが近年「低体重出世児」が増えている原因のひとつとも言われています。太りすぎないことはもちろん大切ですが、過度な体重管理も避けましょう。

>妊娠中の体重管理についてはこちら

おわりに

今回は、妊娠がわかったらやるべきこと&避けるべきことをご紹介しました。今回ご紹介できたのは、ほんの一部。きっと妊娠月齢がすすむにつれて、「これって大丈夫なの!?」という不安がどんどん出てくるはず。気になることがあれば、母親学級や近くの保健所、助産師さんやお医者さんにいつでも相談しましょう。

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